
大分市の大分城址公園にて「大分城址公園 仮想天守イルミネーション」が、平成30年(2018)2月14日(水)の17時~22時まで毎日開催中。約7万個の発行ダイオード(LED)により、高さ約29メートルの府内城が約300年の時を経て再現します。
府内城は、日本100名城にも選ばれ、城の白壁が水に浮かぶようにみえるその姿から、別名「白雉城(はくちじょう)」とも呼ばれていますが、天守は江戸時代に火事で焼失し、現在は堀と石垣などが残る「大分城址公園」となっています。

今回のプロジェクトでは、江戸幕府の命により書かれた「府内城下町絵図」などを参考にし、土台と四層構造の天守の骨組みを金属製パイプで高さ29メートルまで積み上げ、最上階には「しゃちほこ」も施された“お城型イルミネーション”として再現されました。現地の5つのスポットでスマートフォンやタブレット端末のカメラを天守台にかざすと、ARで再現された当時の「府内城」の姿も体感できます。
期間中は、飲食販売などのブースやステージイベントも開催。イルミネーションのある公園から、徒歩15分のJR大分駅府内中央口広場では、平成30年(2018)2月2日(金)までの平日午後5時ちょうどに通行人に点灯スイッチを押してもらう「まいにちお城点灯式~城に願いを~」も行われています。冬の夜空に300年の時を経て幻想的に浮かび上がる大分城を見に出かけてみてはいかがでしょうか。