
約2万本の竹灯籠(とうろう)が彩る大分県竹田市の「第18回 たけた竹灯籠 竹楽(ちくらく)」が平成29年(2017)11月17日(金)~19日(日)に開催されます。
同市は、岡藩7万石の城下町として栄え、日本古来のマタケ・ハチクなどの竹が自生。平成12年(2000)から、竹の需要減少と竹林の荒廃の改善のため、竹灯籠による町並みのライトアップが始まりました。最初は3000本でしたが、今では2万本が城下町に立ち並び、情緒あふれる景色が広がります。
竹灯籠は、JR豊後竹田駅周辺の神社・仏閣、歴史的風景が残る道路など8カ所に並べられ、16時30分の晩鐘(ばんしょう)の音を合図に一斉に点火。チャッカマンを持参すれば誰でも点火に参加可能(特設の竹楽案内所にてチャッカマン販売)。保護者同伴で子どもも参加できるので、家族でも楽しめそうです。
開催中の3日間は、竹田のスローフード「地産地消屋台村」や会場周辺でコンサートも。心地よい調べと竹楽の優しい灯りが、晩秋の竹田市を包みます。