360年前から続く伝統行事

「長崎ペーロン選手権大会」が平成29年(2017)7月29日(土)・30日(日)の2日間、長崎港で開催されます。約14メートルの長さのペーロン舟に26名の漕ぎ手が乗り組み、往復1150メートルの白熱した競漕が繰り広げられます。ドラや太鼓の囃子に合わせて「ヨーイサー」の掛け声をかけながら、櫂(かい)を漕ぐ姿は迫力満点です。
「ペーロン」とは、中国の白龍(バイロン)が語源。明暦元年(1655年)に難破した唐船を弔うため、長崎在住の唐人たちが競漕したのがこの大会のルーツで、今や長崎の夏の風物詩。開催日は両日ともペーロンの無料体験もあります。