九州最大級のミヤマキリシマの群生地

大分県玖珠町のシンボル的な存在で九州の百名山の1つ万年山(はねやま)で「万年山山開き」が平成29年(2017)5月28日に行われる。九州の屋根と言われる「くじゅう連山」周辺の山々では、例年5月末から6月中旬にかけてミヤマキリシマが開花。斜面一帯がピンク色に染まる光景を見に多くの観光客が訪れる。
当日は、登山者の安全祈願祭、ペナント配布が行われる。8合目までのシャトルバス運行もある。登山道途中にある広さ約4ヘクタールのミヤマキリシマの群生地“花畑”までは登山道「花操分かれ」から徒歩約30分ほどで行ける。
「万年山」は山頂が平坦なテーブル上の形をした草原で、穏やかなハイキングコースもあり家族連れなどにも人気がある。山頂からは、広大な展望が望め、南東に九重連山、東に由布岳、北に玖珠盆地が見渡せる。