
別府を代表する温泉地・鉄輪温泉にあり、古き良き湯治場の面影をやどしている「旅館 アサヒヤ」。
敷地内に自家源泉を持っており、ここでは130度以上の天然の蒸気でエビ、ホタテ、貝などの海の幸やとうもろこしなどの野菜を一気に蒸し揚げる「地獄蒸し」が名物。客室からは、鉄輪温泉ならではの湯けむりがたなびく様が眺められ、のんびりした風景に時間を忘れてしまうほどの居心地の良さだ。
しかし、この宿の一番のおすすめポイントは温泉にある。こんこんと湧き出る温泉はナトリウム塩化物泉で、神経痛や筋肉痛などに効果があると言われている。通常美人の湯と呼ばれる温泉には1キログラムあたり100ミリグラム程のメタケイ酸が含まれているが、ここアサヒヤのメタケイ酸含有量は、なんと666ミリグラム。全国的にみてもここまで多い温泉はそうそうない。この格別なお湯を、肩までつかれるようにと、やや深めに造られた大きな内湯や貸切風呂で存分に味わってほしい。
温ぱら限定で、地獄蒸し会席に大分名物「とり天」サービスの特別プランが8月末まで。期間限定なので、予約を急ぎたい。