
長崎市内中心部で平成29年(2017)10月7日(土)から3日間、「長崎くんち」が開催されます。
「長崎くんち」は、氏神・諏訪神社の秋季大祭。寛永11年(1634)に二人の遊女が神前に謡曲「小舞」を奉納したことが始まりとされている。日本三大くんちの一つとして、国指定重要無形民俗文化財にも指定されています。くんちの語源は、重陽の節、菊の節句の9月9日の「くにち」が「くんち」となったの説が一般的です。
五つの踊町(おどりちょう)が華やかな踊りや、異国情緒あふれる南蛮船(なんばんせん)などの豪華絢爛な演し物を披露。このうち、竜宮船(りゅうぐうせん)を奉納する東濵町は、4トンともいわれるくんち最大級の船の船回しは圧巻で、新体操を取り入れた乙姫(おとひめ)の舞とのコントラストが見ものです。観客から「モッテコーイ」という大歓声が上がると、アンコールが行われます。
エキゾチックな祭りを体感しに、ぜひ「長崎くんち」へお出かけしてみてくださいね。