
函館をはじめとした道南の海産物といえば、なんといってもイカだ。今年も例年通り、6月1日(月)にスルメイカ漁が解禁。1日(月)午前中に出漁したイカ釣り船が、2日(火)早朝に帰航し初水揚げした。これから夏に最盛期を迎え、漁は12月~1月頃まで行われる。
スルメイカ(北海道での通称:真イカ)は別名「夏イカ」と呼ばれ、イカが大きくなり身が厚くなる夏が旬。函館市内のスーパーや飲食店には、新鮮なスルメイカが並ぶ。焼いても美味しいが、やはり刺身で食べるのがおすすめ。新鮮なイカ刺しは身が透き通り、ほんのり甘くコリコリとした食感。濃厚なゴロも特徴で、そのまま食べても醤油に溶かしてイカ刺しに絡めて食べるのもいい。
夜の沖に浮かぶイカ釣り漁船の漁火は、函館の夏の風物詩だ。