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札幌市の地下鉄・東豊線に新型車両「9000形」が登場!
【投稿日】2015年05月09日(土)| 北海道発

5月8日(金)、札幌市の地下鉄東豊線(とうほうせん)で新型車両「9000形」が営業運転を開始した。
札幌市交通局は平成28年度(2016)に、地下鉄東豊線に可動式ホーム柵を設置する事業を進めている。新型車両9000形の導入は、この事業にあわせて従来車両7000形の老朽化更新を行うために計画されてきた。
9000形は「人と環境にやさしい地下鉄」という考えのもとに設計されている。ユニバーサルデザインを導入したほか、従来車両部品を再利用、また消費電力が少ない装置も採用された。車両外観のデザインコンセプトは「爽やかでシンプルなデザインとし、親しみがもてる外観」であること。札幌市立大学デザイン学部の学生と交通局の若手職員が意見交換会を行い、改良点の意見を出し合いながら完成に至った。白を基調としたシンプルな車両の扉部分に施されたのは、東豊線のラインカラーであるスカイブルー。札幌の空の広がりや気候風土をイメージした爽やかなデザインとなっている。
地下鉄東豊線は「さっぽろ駅」「大通り駅」といった札幌中心部を走る。また、終点の「福住駅」から北海道日本ハムファイターズの本拠地である札幌ドームまでは徒歩約10分の距離。札幌観光の折に利用することも可能だ。
札幌市の地下鉄路線図・時刻表など、詳細は公式HPへ。