
大分・杵築市中心部の城下町がロケ地となった時代劇映画「居眠り磐音(いわね)」が5月17日(金)に全国公開されます。「空飛ぶタイヤ」などの本木克英が監督を務め、主役は人気俳優の松坂桃李(30)。県出身の石丸謙二郎(65)、財前直見(53)が脇を固めます。
映画は、佐伯泰英さんの人気小説「居眠り磐音 江戸双紙(ぞうし)」が原作。07年から17年にかけてNHKでテレビドラマ化された際に杵築市がロケ地となった回があり、その縁から映画でも再び撮影地に。

城下町の歴史情緒ある町並みは2017年に国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されており、杵築ロケは2018年3月に行われました。武家屋敷の「磯矢邸」、「酢屋の坂」などが撮影地となりましたが、道路のアスファルトを砂で隠すなどした以外は、武家屋敷や城下町の景観はそのまま生かされています。
市内での映画撮影は「サブイボマスク」(16年公開)以来で、今回の公開に合わせてロケ地マップや関連ポスターの製作も計画されています。