道の駅 みずなし本陣|被災家屋を保存する土石流災害家屋保存公園に隣接|島原
【投稿日】2019年02月18日(月)| 長崎発

雲仙普賢岳の噴火で大きな被害が出たエリアに建てられたのが「道の駅 みずなし本陣」です。ここは「土石流被災家屋保存公園」に隣接。土石流により埋もれてしまった家屋をそのまま残し、間近で見ることができます。
壁を突き破るようになだれ込んだ大きな岩や大量の土に埋もれた家屋ですが、災害の直前まで人々が生活していた様子を垣間見ることができ、自然の驚異を改めて感じることができる貴重な施設です。

学ぶことが多い場所ですが、もちろん道の駅ならではのお楽しみもたくさん! 食事処では、島原地方で親しまれている「具雑煮」を提供しています。島原では各家庭の味があるという具雑煮ですが、ここでは優しいお出汁に少し甘味を感じる味付けに、さらに野菜や昆布、アナゴ、島原で愛される「豆腐かまぼこ」などが乗り、まさに具だくさん。女性ならこれだけで十分おなか一杯になるボリュームです。
島原特産品がならぶおみやげ屋で、一押しは「島原納豆味噌漬けからすみ」。地元の漁師が酒の魚に作っていたからすみからヒントを得た道の駅オリジナル商品です。自家製のからすみに、島原のごはんのお供である島原納豆みそを漬け込んだ、口当たりまろやかな逸品。ぜひ味わってみてください。
【投稿日】2019年02月18日(月)【投稿者】たびらい編集部