2019年8月25日（日）に、大分県中津市の山国川三口河川敷で、恒例の「鶴市花傘鉾祭（つるいちはなかさぼこまつり）花火大会」が行われます。
山国川三口で川の水をせき止める井堰（いせき）を完成させるために、人柱になったというお鶴と市太郎の人柱伝説が有名で、「鶴市花傘鉾祭」はこの母子の霊を慰め、五穀豊穣を願う行事です。
2日間に渡って行われ、1日目には色鮮やかに飾られた花傘鉾19台と御神輿1基が市街一円を囃子にのって行列。その姿は勇壮で、夏の風物詩となっています。また、2日目には花火大会が行われ、約3000発の花火が夜空を彩ります。
花火の打ち上げが終わったあとは、山国川の対岸まで神輿が渡る「川渡り」神事が行われ、夜遅くまで多くの人でにぎわいます。県指定の無形民俗文化財になっている祭りなので、ぜひ一度訪れてみて。