
新型コロナウイルスの感染が拡大している状況を踏まえ、5,6,7,8月開催予定の「庄内神楽」は中止となりました。
大分県由布市庄内町で、「庄内神楽(しょうないかぐら)定期公演」が、2020年5月から10月までの期間、月に1度開催されます。
深山流神楽と犬山流神楽の大きく2つの流派に分けられ、現在10の神楽座が所属。次の世代に神楽を伝えながら、日々の稽古や公演、奉納を行っています。
庄内神楽は江戸時代末期から伝わる伝統芸能で、比較的早いテンポにのって勇壮に、時にユーモラスに舞う様が特徴。演目は33程で、古事記や日本書紀、日本の神話や中国の易経などを題材にしたものが多く行われます。中でも見どころは「大蛇退治(おろちたいじ)」。迫力ある舞と分かりやすいストーリー、力強い太鼓の音で子供から大人まで楽しめる演目です。