1. ル・ゴロワ フラノ|倉本聰氏の思い「創」を形にした、新たなレストランが今年5月にオープン

ル・ゴロワ フラノ|倉本聰氏の思い「創」を形にした、新たなレストランが今年5月にオープン

【投稿日】2018年03月16日(金)| 北海道発

ル・ゴロワ フラノ

札幌市街から車でおおよそ2時間、夏は十勝岳を望むラベンダー畑、冬はパウダースノーが楽しめる人気のリゾート地・富良野。日本を代表する脚本家・倉本聰氏の作品「北の国から」や「風のガーデン」の舞台としても広く知られ、その聖地を巡ろうと毎年多くの観光客が訪れる場所です。

その富良野に、またひとつ。倉本聰氏の思いを形にしたスポットが、平成30年(2018)5月28日(月)に誕生しました。

ル・ゴロワ フラノ

その名も「ル・ゴロワ フラノ」というレストラン。

レストランが建つのは「新富良野プリンスホテル」の敷地内で、倉本聰氏が店舗デザインおよびメニューの監修、店舗の命名、ロゴデザインまで行っています。

倉本聰氏

▲脚本家の倉本聰氏。

「ル・ゴロワ フラノ」は、倉本聰氏が唱える「創」の思想に基づいて造られるレストラン。「創」の思想とは、現代の文明社会に忘れられた“自らの知恵で生み出すことの面白さ、愉しさ”のことを指すのだそう。

このレストランでは“食材を育む人”“それを調理する人”“提供する人”“味わう人”が直接つながることで、ただ食べるだけではない面白さや愉しさを感じさせてくれる場所を目指します。

ル・ゴロワ フラノ

店内は、周囲の豊かな自然に溶け込むようにやわらかな曲線を用いたデザイン。木の温もりも感じられる温かな空間です。

新富良野プリンスホテル内には、同じ設計室が手掛けた「珈琲 森の時計」や「Soh’s BAR」もあるので、エリア一体で倉本聰氏の世界観を楽しむことができそうです。

ル・ゴロワ フラノ_大塚ご夫妻

料理を手がけるのは「北海道 食のサポーター」であり、かつて東京・表参道で北海道食材にこだわったレストランとして名をはせた「ル ゴロワ」のシェフ・大塚健一氏。そしてマダムの大塚敬子氏がシェフと利用者を繋ぐ、おもてなしを担当します。

大塚ご夫妻は、「食材は穫れた場所で食べるのが一番おいしい」という考えから富良野へ移住。食材豊かな地で、生産者への敬意を重んじたメニューを考案しています。

ル・ゴロワ フラノ

▲「人参のスプーマ トマトの冷たいズッパ」。

ル・ゴロワ フラノ

▲「エゾシカのフリットゥーラ」といった、北海道ならではの食材も使用します。

生産者への敬意と同時に、土と水と太陽と風の香りを最大限に生かす、倉本聰氏が考える「本物の料理」を大塚シェフが形に。何度も試作を重ねて作り上げた、素材を100%生かしたメニューを提供とのことなので、こちらも楽しみです!

レストランはランチ・ディナーともに予約制。混み合うことも予想されるので、行ってみたいという人は早めの予約がおすすめです。

■ル・ゴロワ フラノ
【オープン日】平成30年(2018)5月28日(月)
【場所】新富良野プリンスホテル敷地内
【住所】北海道富良野市中御料
【席数】35席
【営業時間】
 ランチ/12時~14時30分
 ディナー/17時30分~21時30分
※ラストオーダーは各30分前、完全予約制
【料金目安】
 ランチセット/1860円~
 ディナーコース/7800円~
※一品料理はありません
【定休日】 毎週月曜・火曜日※季節により変動
【予約開始】平成30年(2018)3月15日(木)10時~
【予約(TEL)】0167-22-1123(10時~17時)

【公式サイト】こちら

【投稿日】2018年03月16日(金)【投稿者】たびらい編集部

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