1. 「優しい時間」珈琲 森の時計/富良野

「優しい時間」珈琲 森の時計/富良野

【投稿日】2013年10月04日(金)| 北海道発

自分で挽く豆で淹れてもらえるコーヒー

森の中にたたずむ

平成17年(2005)に放送されたテレビドラマ「優しい時間」。倉本聰氏が脚本を務めたこの作品の舞台は、彼の代表作である「北の国から」と同じ富良野だ。妻の死をきっかけに、妻の故郷である富良野で寺尾聰氏演じる主人公の湧井勇吉が喫茶店を始める物語。この作品に登場した喫茶店「森の時計」に実際に訪れることができる。

新富良野プリンスホテルにある「ニングルテラス」の木道を進むと一番奥にあるのが「森の時計」だ。徹底したリアリティを追求するために、セットではなく実際に森の中に作られたものが店舗としてオープンしたもので、倉本聰が自らデザインした。店内はゆったりできる広々とした空間で、大きな窓からは富良野の森を眺めることができる。

森の時計の一番の特徴と言えば、カウンター席では自分が挽いた豆でコーヒーを淹れてもらえることだ。観光シーズンのピークともなると、カウンターに座りたい客が列を作るほど。席に着くとレトロな雰囲気の手動のミルとコーヒー豆が手渡される。コーヒーの匂いを楽しみながらじっくりと豆をひき、マスターが丁寧にネルドリップで淹れてくれる。また、森の時計ではケーキも人気で、少し酸味の強いコーヒーに合うしっかりとしたケーキを味わうことができる。

ドラマのファンならば、このカウンターでドラマの世界に入り込んだような気持ちになれる。またドラマを知らない人でも、美味しいコーヒーとケーキ、そしてマスターの素敵な人柄に触れてみるのもよいだろう。

【住所】北海道富良野市中御料
【交通】車:札幌から約2時間(道央自動車道 三笠IC経由)
【駐車場】あり(無料、新富良野プリンスホテル内)
【問い合わせ】0167-22-1111/新富良野プリンスホテル
【料金】「ブレンドコーヒー」600円 他




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【投稿日】2013年10月04日(金)【投稿者】たびらい編集部

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