
中塚不動尊は石像ではなく、約15メートルの天然石を不動明王の御神体としています。そのご神体を伝って流れる滝の様子から、豊作をもたらす仏として地域の振興を集めてきました。
祭り当日は、その御神体の前で無病息災を願う祈願や、神事が厳かに執り行われます。その後、餅まき、くじ引き、地元の婦人会によるスコップ三味線、接待(信者に茶や食べ物を振舞うこと、その風習)として豚汁、おにぎり等が振る舞われ、多くの参拝客で賑わいます。
また、周辺はアジサイの名所として知られ、6~7月にかけて「アジサイ祭り」も行われています。