
くじゅう連山の火山の恵みを受け、高濃度の炭酸を含む源泉がこの流域に多く存在しています。その中でも注目を浴びている炭酸泉が「下湯」です。立ち寄り専用の「七里田温泉館」で受付をし、「ラムネの湯」の看板の道しるべに沿って歩いていくと黄色い建物が見えてきます。秘湯感のあるここが下湯です。

湯量も多く天然かけ流しの無色透明の湯を堪能できる「下湯」。源泉かけ流しというと熱い温泉のイメージですが、こちらの源泉からは36~37度と温めの炭酸泉が湧き出ており、あふれ出る源泉の鉄分やカルシウムなどの成分が固まって茶色になった浴槽からは成分の濃さが伺えます。

湯口を見ると小さな泡がプチプチと出ているのが分かります。温泉に浸かった瞬間からお肌にシュワシュワの泡に包まれ、ラムネの中に入っているようです。これだけシュワシュワ感を堪能できる温泉は貴重なのでぜひ体験してみてくださいね。