
「逆さ紅葉・新緑」で知られる「寿福寺」。初夏と紅葉の季節にのみ楽しむことができ、鮮やかな絶景を目に焼きつけようとその時期になると多くの人が訪れます。
「寿福寺」は天生10年(1582)に平戸藩主・松浦鎮信により佐世保市早岐に「長福寺」として創建された後、寛永12年(1635)に松浦藩主の祈願寺として現地に移築。「長福」という名前が、徳川八代将軍・吉宗の嫡男長福丸(九代将軍・家重)と同じであることから、現在の寺名「寿福寺」と改名されました。

「逆さ紅葉・新緑」は広間の畳を一部はがしてアクリル板をはめ込むことで、庭園の鮮やかな紅葉や新緑が逆さに写る仕掛けを施しており、見頃は11月中旬から下旬。逆さ紅葉が見られるのは、数日間の期間限定のため、ぜひ日程のチェックを。
初夏には、同じく「逆さ新緑」が期間限定で公開されます(5月中旬の12時~16時)。ぜひ、鮮やかな絶景を目に焼き付けてくださいね。