門外不出の秘伝スープと食べ応えのある手延べ麺が特徴

別府のご当地グルメとして有名な「別府冷麺」。戦後、旧満州から引き揚げた料理人が、朝鮮冷麺をルーツに作ったのが始まりと言われる別府のソウルフードです。

その中でも特に人気が高いのが「手のべ冷麺専門店 六盛本店」。飽きの来ないシンプルな味わいが、観光客だけでなく、地元の人にも愛されています。

注文を受けてから茹で上げる自家製手延べ麺は、小麦粉とそば粉を配合し一晩寝かせたもの。また、スープは利尻産と羅臼産の昆布からとった和風だしと、国産牛でとった牛骨スープのWダシ。すっきりとした中にもコクがある上品なスープが、コシの強い自家製麺と良く合います。

中華ソバやラーメンといった冷麺以外のメニューもあります。どれも老舗のこだわりを感じさせる一杯で、それを求めて毎日通う常連もいるそうです。