
豊後高田の国東半島にある「長安寺」は、四季を通じて美しい花や木を愛でることができ、“花の寺”とも呼ばれています。718年に仁聞菩薩(にんもんぼさつ)により開かれたと伝えられる天台宗の寺で、昔の繁栄を偲ばせる「太郎天像(たろうてんぞう)」や「二童子立像(にどうじぞう)」、「銅板法華経(どうばんほけきょう)」など国の重要文化財が保管されています。
春にはシャクナゲ、梅雨には紫陽花、秋には彼岸花と四季折々の花々が敷地内に咲き誇り、参拝者を迎えます。さらに、紅葉の時期はモミジや銀杏が鮮やかに色づき、本堂裏に続く遊歩道には歌碑がたくさん並んでいます。
紅葉の見頃は、例年11月中旬から12月初旬です。