古き良き昔の風情が残る混浴共同浴場

ハイセンスなスポットが多い湯布院だが、風情ある共同浴場も健在だ。そんな湯布院の共同浴場の中でもシンボル的存在なのが「下ん湯(したんゆ)」。湯布院随一の観光名所である金鱗湖の湖畔にある。

この下ん湯は混浴共同浴場で、料金箱に200円を入れれば誰でも入浴することができる。湯小屋に入ると仕切りはなく、内湯と半露天風呂が並んでおり、半露天風呂を囲った生け垣は金鱗湖に面している。

下ん湯の泉質は無色透明の単純泉で、源泉の温度は69.4度と熱め。内湯はかなり熱く、半露天風呂は温め。寒い日の朝晩は金鱗湖から霧が立ち上り、幻想的な風景を楽しむことができる。

なお、内湯や半露天風呂、脱衣所は全て混浴なので、女性は入るのに勇気がいるが旅の思い出にチャレンジしてみてるのもいいかもしれない。