宇佐神宮ゆかりの和菓子が並ぶ老舗店

創業明治32年(1899)の老舗和菓子店、「清風堂」。昔から変わらず、一つ一つ丁寧に手作りの和菓子を作っている。名物「虎まき」は、甘さ控えめのこしあんをカステラ生地で巻いたもの。1本260円という安さに驚くが、ちょうどよい甘さと食べやすいサイズで、恵方巻きのように豪快にかぶりついてもいい。子どものときに食べていた味を懐かしんで、大人になっても足を運ぶ長年のファンもいる。
また、宇佐神宮の呉橋(くれはし)の檜皮屋根(ひわだやね)の形を再現した60年余りの歴史ある銘菓「くれ橋」は、呉橋をかたどった落雁で羊羹を包んだもの。宇佐神宮の土産物にぴったりだ。