国宝の「孔雀文馨」をはじめ、貴重な文化財を展示

大鳥居を抜けて、すぐ右手にある宇佐神宮「宝物館」。宇佐神宮や弥勒寺にまつわる国指定文化財や県指定文化財など、数百点の文化財が収蔵・展示公開されている。
宇佐神宮の宝物館は、第253回の勅使奉弊大祭を斎行するにあたり、記念事業として昭和60年(1985)10月6日に設立。代表的な所蔵品として、国宝の「孔雀文馨(くじゃくもんけい)」、国指定重要文化財の「銅鐘(朝鮮鐘)」、「白鞘入剣」、「木造神像」、「宇佐宮神領大鏡」、「宇佐神宮造営図」、県有形文化財の「八幡宇佐宮御託宣集」や「御輿」などがある。
また、宝物館の隣にある「初沢池(はつさわのいけ)」は、奈良の「猿沢の池」や京都の「広沢の池」とともに“日本三沢の池”と呼ばれ、宇佐神宮の見どころの一つでもある。