1. 本殿(国宝)/宇佐神宮

本殿(国宝)/宇佐神宮

【投稿日】2015年11月25日(水)| 大分発

「本殿」は貴重な建築物として国宝に指定されている

国宝に指定されている宇佐神宮の本殿

本殿は向かって左から、「一之御殿」(祭神は八幡大神)、「二之御殿」(祭神は比売大神)、「三之御殿」(祭神は神功皇后)の3棟が横に並ぶ。創紀は、一之御殿が神亀2年(725)、二之御殿は天平5年(733)、三之御殿が弘仁14年(823)。現在の本殿は、安政2年~文久元年(1855~1861)にかけて造営されたときのままで、昭和38年から39年に大修復が行われた。三殿とも檜皮葺きに白壁朱漆柱の華麗な建物で、規模はほぼ同じ。本殿を横から見ると屋根がエム字に見える「八幡造り」という古い神社形式を今に伝える貴重な建築物として、国宝に指定されている。
宇佐神宮では平成27年(2015)10月に、10年に一度の「勅使祭」(天皇の使者が派遣されて行われる神社の祭祀)が行われた。また、檜皮(ひわだ)ぶきの耐久年数は40年ほどのため、檜皮のふき替えと本殿を修復する工事が平成24年(2012)9月~平成27年(2015)3月までの2年半で行われた。メンテナンスにより美しく修復され、お目見えしている。

【投稿日】2015年11月25日(水)【投稿者】たびらい編集部

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