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襟裳岬 風吹く岬の絶景と
ローカルグルメを満喫!

更新:2018年04月27日

名曲の舞台になった襟裳岬は、日高山脈の岩肌に大海原がぶつかる絶景地。訪れてみるとそこには景色だけでなく、風の間や展望台、地元の恵みが食べられる食事処、見応えのある観光スポットと旅に欠かせない要素がいっぱいでした。

風の館

まずはここから!
岬内に立つ「風の館」へ

風の館
風速10メートル以上の風が吹く日が年間290日を超える、襟裳岬。
強風の日は、ここからのスタートがベスト。
「展望 襟裳岬」から十分に、その雄大な景色を楽しむことができます。
えりも風体験
館内には、えりもの風の強さを体験できる施設も。
岬に吹く最大25メートルの風速と同じ風は、
手すりに掴まっていないと立っていられないほどです。
ゼニガタアザラシ
襟裳岬沖の岩礁地帯には約500頭のゼニガタアザラシが生息しています。その愛らしい姿を望遠鏡で覗いて、探してみて。
風の館のテラス
晴れの日は外のテラスまで足を運んでみましょう。
しかし、真夏でも最高気温は20℃前後と低めです。
風もあるため、一枚羽織るものを持っていくと安心。
襟裳岬の景色
遮るもののない襟裳岬の絶景をカメラに収められる、絶好のスポット。
高山植物
館内から遊歩道へ降りると、岬の突端まで行くことができます。夏の襟裳岬周辺にはツリガネニンジンなど可憐な高山植物が咲き、岩肌を紫や黄色に染めます。
名曲の舞台にもなった襟裳岬。ゴツゴツとした日高山脈の岩肌としぶきを上げる白波、吹きすさぶ風と哀愁たっぷりの場所に思えますが、実際に訪れてみると、遮るもののない水平線に愛らしいアザラシの姿など普段の生活では見られない非日常の景色に感銘を受けること間違いなし。強風の日が多い地域のため、まずは風の館からスタートするのが安心。館内では風体験などもあるので、五感で襟裳岬を感じられることでしょう。初日の出スポットとしても有名なので、岩礁地帯の先から昇る荘厳な日の出を拝みに出かけるのもおすすめです。

■風の館

【住所】北海道幌泉郡えりも町字東洋366-3
【交通アクセス】JR:日勝線様似駅から車・バスで約1時間
【駐車場】あり(無料)
【入館料】大人300円、小・中・高校生200円、幼児無料
【開館時間】9時~18時(5月~8月)、9時~17時(3月・4月、9月~11月)
【問い合わせ(TEL)】01466-3-1133
【公式サイト】 http://www.town.erimo.lg.jp/kaze/

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襟裳岬のグルメ

襟裳岬でグルメ体験
名物・真つぶをお腹いっぱい堪能

真つぶ
景色を存分に楽しんだ後は、お腹を満たしに隣接する
「えりも岬観光センター」へ。
えりも地方は年間を通じて様々な魚介が水揚げされる豊かな土地。
なかでも一番の名物は大きな真つぶです。
つぶの炙り焼き
えりもの真つぶは香り豊かで、コリッコリの食感。
炙り焼きや刺身、炊き込みご飯とつぶグルメを存分に味わって。
日高昆布
高級食材・日高昆布は実は60%がえりも産。えりもで獲れる昆布は三石昆布といい、商品になると「日高昆布」と呼ばれるそうです。現地価格になっているので、お土産にぴったり。
浜のお母さん
どれにしようか迷ったら、浜のお母さんに聞くのが一番!
昆布のランクにとても詳しく、イチオシの品を紹介してくれますよ。
トキシラズ(春~初夏に獲れるシロザケ)にマツカワと呼ばれる高級カレイ、タコ、ウニなど、えりも町はとにかく魚介に富んだまち。中でも、おすすめは真つぶ。3月から10月まで獲れますが、旬は夏です。大きいのに風味豊かで食感も良いので、ひと口食べたらビックリするはず。「えりも岬観光センター」で、つぶグルメを堪能してみてくださいね。

■えりも岬観光センター

【住所】北海道幌泉郡えりも町えりも岬
【交通アクセス】JR:日勝線様似駅から車・バスで約1時間
【営業時間】9時~17時
【定休日】1月4日~3月中旬
【駐車場】あり(無料)
【問い合わせ(TEL)】01466-3-1666
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豊似湖

襟裳岬から足を延ばして
近年、大注目のハートレイクへ!

ヘリコプター
襟裳岬から18キロほど北に、
豊似湖(とよにこ)というハート形の湖があります。
陸上からその形を確認することはできないので、
例年、秋に実施しているヘリコプターツアーに参加するのがおすすめ。
上空から見た「森と湖の里ふれ愛館」
ヘリコプターツアーの出発地は「森と湖の里ふれ愛館」。
15年ほど前に廃校になった、
えりも町の「旧目黒小学校」を活用した休憩施設です。
こちらからもスタッフのみなさんに手を振り、いざ出発!
猿留川水系
豊似湖へ向かう途中には、眼下に目黒地区を流れる猿留川水系(さるるがわ)の流れも眺められます。
豊似湖
どうでしょう? 本当にきれいなハート型なんです!
悲恋沼の植物
せっかくなら、襟裳岬から車で約15分の悲恋沼も訪れてみて。夏にはノハナショウブが水辺を紫に染め、夜にはホタルに出合えることも。豊似湖に劣らず、なんともロマンチックな場所。
えりも町の日高山脈襟裳国定公園内にある豊似湖(とよにこ)は、道民であれば石屋製菓のテレビCMでお馴染みのハート型の内陸湖。国道336号線の案内看板を頼りに徒歩で湖畔へと向かい、深見峠から逆さまにハートを見ることができますが、その道のりは容易ではありません。上空からでしか、このハート型を眺められないことから、幻の湖やハートレイクなどと呼ばれているのです。また、豊似湖のハート型のごとく、ロマンチックな逸話が残されている悲恋沼を訪れるのもおすすめ。こちらは陸路で楽しめるので、ご安心を。

■豊似湖ヘリコプタツアー

【問い合わせ(TEL)】0570-000-644(アミューズメント北海道)

■悲恋沼
【住所】北海道幌泉郡えりも町庶野11
【交通アクセス】車:えりも町中心部から襟裳国道
(国道336号線)経由、道道34号線を利用して約20分
【駐車場】あり(無料)
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ローカル案内役
松田 謙介(たびらい編集部)

ウイスキーと渓流魚をこよなく愛するたびらい編集スタッフ。よく旅をするのは支笏・洞爺エリア。北海道の大自然と旅行者を結び付けたいと願い、日々、現場を見ています。

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