
平成29年(2017年)4月28日金曜日、「日本のアンデルセン」と称された久留島武彦を顕彰する施設、「久留島武彦記念館」が童話の里、玖珠(くす)町にオープンする。
「久留島武彦記念館」は、童話の里の根幹となる「久留島精神」を楽しく学べる施設。館内には10種類の展示空間があり、航海をテーマに船内をイメージした空間や、壁面いっぱいを使った映像システムで童話の語りを体感できる空間、など、展示室には様々な仕掛けが施されている。
久留島武彦は明治時代から昭和初期にかけて、日本の近代児童文化の土台を築き上げた玖珠町出身の偉人。
一例を挙げると、明治36年、東京で初めて口演童話会を開催、明治40年、専門児童劇団も日本で初めて結成、明治44年、日本にボーイスカウトを紹介したことでも知られる。約60年間、子どもたちに童話を語り聞かせながら社会教育に尽力した。
また、アンデルセン記念祭を日本で初開催し、日本中にアンデルセンを広めた功績により、デンマーク国王から文化勲章を受章、「日本のアンデルセン」とも称賛された。
また、28日の開館式は、町内の小学生千人を招き、ロングテープカットが行われる予定だ。
詳しくはこちら→http://www.kurushimatakehiko.com/
【オープン日時】
平成29年(2017年)4月28日 金曜日 11時~
【開催地】
大分県玖珠郡玖珠町大字 久留島武彦記念館
【開館時間】
9時半~16時半
【入場料】
一般 300円(町内 150円)
小中高生(18歳未満) 無料
【電話番号(問い合わせ)】
0973-73-9200 (久留島武彦記念館)
【交通アクセス】
大分自動車道玖珠ICから車で約5分
JR豊後森駅から車で約7分