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たまねぎがスイーツになった!?「さっぽろスイーツ2016」グランプリが決定
【投稿日】2016年03月11日（金）｜ 北海道発
札幌の顔となる菓子を決定する「さっぽろスイーツ2016コンペティション」のグランプリ発表会と表彰式が平成28年（2016）3月7日（月）に開催され、そのグランプリ作品に「ガトー〝たまねぎ〟SAPPORO」が選ばれた。
「さっぽろスイーツコンペティション」は、札幌洋菓子協会・札幌商工会議所・札幌市等が「札幌の街を真のスイーツ王国にしよう！」という合言葉のもと、平成17年（2005）に設立した「スイーツ王国さっぽろ推進協議会」が毎年開催しており、今年で11回目。
参加対象者は札幌および近郊のパティシエや製菓技術者で、その年の札幌を代表するにふさわしい菓子がグランプリとして選出されている。このコンペのユニークな点は、グランプリ作品のレシピが同協議会会員の菓子店に公開されるところ。そのレシピと協議会が定めたルールをもとに、各菓子店がアレンジを加え、その年のグランプリスイーツを販売するのだ。
今年のグランプリ作品は「ガトー〝たまねぎ〟SAPPORO」が選ばれた。札幌が発祥となる玉ねぎ 「札幌黄（さっぽろき）」を使用した一品だ。この玉ねぎは他品種よりも糖度が高く、熱を加えると甘みと柔らかさが増すのが特徴。グランプリ作品は、じっくり炒めた札幌黄を練り込んだクッキーを土台と上部に使用。札幌の雪をイメージした、道産クリームチーズ使用のレアチーズケーキと合わせ、たまねぎの皮をイメージしたチョコレートもトッピングした。