▲宗谷岬
稚内空港から北海道本島の最北端に位置する宗谷岬へは、宗谷湾に面した国道238号を北上すれば一本道。空港から約25キロ、所要40分ほどだ。
空港を出発してすぐ、国道238号に入ると右にメグマ原生花園が広がり、初夏にはワタスゲ、ミズバショウ、エゾリュウキンカなど可憐な植物が花を咲かせている。
小さな漁村を車窓に見送りながらのシーサイドドライブが心地よい。なだらかな緑の丘が幾重にも連なる宗谷丘陵の眺めも雄大。岬が近づくとサハリンの島影が確認でき、「最果ての地に来た」という実感が高まる。
国道は岬の先端近くまで延びているから、岬周辺の散策も容易。岬には「日本最北端の地」を示すモニュメントが立ち、記念撮影の名所だ。その近くでは、サハリン（樺太）探検で知られる間宮林蔵の像が、静かに海を見守っている。43キロ先の沖合に浮かぶサハリンの島影も、くっきり見える。
【稚内空港⇔宗谷岬】
＜距離＞＝約25キロ
＜所要時間＞＝40分
【メモ】
＜メグマ原生花園＞
住所＝稚内市声問
電話＝0162-24-1216（稚内観光協会）
営業＝4月下旬～10月下旬、入園自由、期間中無休
料金＝無料
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