観光列車(SL、トロッコ列車など)

くしろ湿原ノロッコ号

ノロッコ電車は、車内から眺める景色が魅力

釧路湿原を縫うように走るトロッコ列車。展望車を連結し、車窓から雄大な湿原が楽しめる。見どころを通りがかったときには車内放送でガイドが流れるほか、車内限定のオリジナルグッズやお弁当などの販売もある。(※2017年度の実施は未定)

運行区間 釧路駅⇔釧路湿原駅⇔塘路駅
運行期間 GW、6月上旬~10月上旬に運行
運賃 ・釧路駅⇔釧路湿原駅/片道440円
・釧路駅⇔塘路駅/片道640円
※指定席は1カ月前から購入可能で料金は別途530円
※子ども(6~12歳未満)は半額、6歳未満の幼児・乳児は無料
関連サイト http://www.jrkushiro.jp/
※記載データは2020年3月31日時点のもの。

富良野・美瑛ノロッコ号

絶景の中を走る富良野・美瑛ノロッコ号

富良野線沿線の美しい花畑や丘などの景色を楽しむトロッコ列車。車内は木製ベンチが設置され、大きく開いた窓に面した座席から雄大な自然を眺めることができる。運行期間中は、ファーム富田まで徒歩7分の臨時駅・ラベンダー畑駅が開設される。(※2017年度の実施は未定)

運行区間 旭川駅⇔美瑛駅⇔ラベンダー畑駅⇔富良野駅
運行期間 6月中旬の土・日曜と、6月下旬~8月中旬の毎日、8月下旬~9月下旬の土・日・祝日に運行
運賃 ・富良野駅⇔ラベンダー畑駅/片道230円
・富良野駅⇔美瑛駅/片道450円
・富良野駅⇔旭川駅/片道930円
※指定席は1カ月前から購入可能で料金は別途520円
※子ども(6~12歳未満)は半額、6歳未満の幼児・乳児は無料
関連サイト http://www.jrhokkaido.co.jp/gotton/index.html
※記載データは2020年3月31日時点のもの。

流氷物語号

大迫力の流氷が眺められる流氷物語号(提供:JR北海道)

知床連山を彼方に望みながらオホーツク海沿岸を走り、冬の大海原を流氷が埋めつくすダイナミックな景観を車窓から楽しめる。車体は「オホーツクブルー」と「白」の2種。下りの知床斜里行きでは途中の北浜駅で停車時間があり、特設された展望台からも流氷を眺めることができる。また、上りの網走行きでは浜小清水駅に停車し、駅隣接の道の駅で買物ができる時間が設けられている。

運行区間 知床斜里駅⇔網走駅
運行期間 1月下旬~2月下旬(2017年)
運賃 通常運賃と同じ。知床斜里駅⇔網走駅の場合、片道840円
関連サイト http://www.jrhokkaido.co.jp/
※記載データは2020年3月31日時点のもの。

SL冬の湿原号

湿原で羽を休めるタンチョウが見られるかも

C11形蒸気機関車を連結し、汽笛を鳴らしながら冬の釧路湿原を疾走。雪景色を望みながらの雪中走行が魅力で、エゾシカに出会えることも。レトロ調の制服を着た車掌との記念撮影、車内限定グッズやお弁当の販売、見どころのガイドなどを楽しめるほか、ダルマストーブが設置されスルメ(車内販売)を焼いて食べられるサービスもある。

運行区間 釧路駅⇔釧路湿原駅⇔標茶駅
運行期間 1月下旬の土・日曜、2月の木~日曜を中心に運行
運賃 乗車券1070円+指定席券820円
※大人1名・片道の料金。子ども(中学生未満)は半額
※全車指定席のため、乗車前に予約が必要
関連サイト http://www.jrkushiro.jp/
※記載データは2020年3月31日時点のもの。

ながまれ号

函館山、漁火、星空などをデザインした車両が走る

旧JR江差線の五稜郭~木古内間の運営を引き継いだ「道南いさりび鉄道」が運行する地域情報発信列車。北海道新幹線木古内駅に隣接した駅を発着している。普段は通勤・通学等に使われているが、観光団体用に使用される場合には、車内で食事も楽しめるよう改装された特別仕様の観光列車として走行する。

「ながまれ」とは道南の方言で、「ゆっくりして」の意味。海岸沿いをのんびり走る姿は、ローカル感が漂い風情満点だ。

運行区間 函館⇔木古内
運行期間 定期列車として随時運転。
食事付き団体列車としての運行は、ツアー催行時。
運賃 (通常時)函館⇔木古内/片道1110円
(観光列車として運行時)ツアー内容により料金は異なる
主な停車駅 五稜郭駅、清川口駅、上磯駅、渡島当別駅など
関連サイト http://www.shr-isaribi.jp/nagamare/
※記載データは2020年3月31日時点のもの。

特急旭山動物園号

動物がたくさん描かれた楽しい車体(提供:JR北海道)

人気観光スポット・旭山動物園へ札幌から遊びに行くときに利用したい、都市間を結ぶ臨時観光特急。外装・内装ともに動物のイラストやぬいぐるみで賑やかに飾られており、デザインは車両ごとに異なる。カーペット敷きのフリースペース車両にはボールプールや絵本棚も用意。子ども連れでの移動も楽しく過ごせる。旭川駅に到着後は、駅前から旭山動物園までバスが運行している。(※2017年度の運転日は、決定次第公式サイトにて発表)

運行区間 札幌駅⇔旭川駅
運行期間 9月中旬~10月中旬の土・日曜、祝日に運行(2016年度)
運賃 ※座席は全席指定で乗車1カ月前から販売
※中学生以上は大人料金

◇各種セット(往復)
<旭山動物園きっぷ>
大人6130円
※料金は、旭川駅前⇔旭山動物園の往復バス、動物園入園券と、乗車券・指定券・特急券の合計金額
※大人のみに設定されているため子ども料金は無し

<旭山動物園アクセスきっぷ>
大人5410円、子ども2700円
※料金は、旭川駅前⇔旭山動物園の往復バス券と、乗車券・指定券・特急券の合計金額
主な停車駅 岩見沢駅、滝川駅
関連サイト http://www.jrhokkaido.co.jp/gotton/index.html
※記載データは2020年3月31日時点のもの。

特急ニセコ号

3両編成のニセコエクスプレス

札幌~函館間を、ニセコ経由で運行する臨時観光特急。函館と、小樽・ニセコエリアという両観光地を結ぶアクセス手段としてはもちろん、羊蹄山やニセコアンヌプリなど美しい山岳風景の中を駆け抜ける旅の列車としても乗車を楽しめる。ニセコでは昆布温泉行ニセコバス(一部、五色温泉行)に接続するほか、ニセコ前後を走行する車内では、地元観光協会スタッフによる特産品の販売もある。(※2017年度の実施は未定)

運行区間 札幌⇔ニセコ⇔函館
運行期間 8月下旬~9月上旬の10日間運行(2016年度)
運賃 通常乗車のほか、特急ニセコ号を往復利用する旅行商品を各種発売。プランにより料金が異なる。
※詳しくはJR北海道の公式サイトにて確認
主な停車駅 小樽駅、余市駅、倶知安駅、ニセコ駅、新函館北斗駅など
関連サイト http://www.jrhokkaido.co.jp/gotton/index.html
※記載データは2020年3月31日時点のもの。

特急フラノラベンダーエクスプレス

札幌~富良野間を乗り換えなしの約2時間で結ぶ、臨時の観光特急。ラベンダーの開花時期や、富良野・美瑛の夏の観光シーズンに合わせて運行されており、7月は特に人気が集中。期間限定・車内限定の特産品販売なども実施されている。(※2017年度の実施は未定)

運行区間 札幌⇔富良野
運行期間 6月中旬の土・日曜、6月下旬~8月中旬の毎日、8月下旬~9月の土・日・祝日に運行(2016年度)
運賃 札幌⇔富良野/自由席4290円、指定席4810円
※大人1名・片道の料金
主な停車駅 岩見沢駅、芦別駅、滝川駅
関連サイト http://www.jrhokkaido.co.jp/gotton/index.html
※記載データは2020年3月31日時点のもの。

観光特急カシオペア

豪華な客室を備え、ダイニングカーも連結

上野駅~札幌駅間を走るハイグレードな寝台特急として高い人気を誇った「カシオペア」は、北海道新幹線の開業により惜しまれつつも運転終了となった。しかし、車両が比較的新しいことなどから、JR東日本が提供する旅行ツアーの団体専用列車として運行が復活。東日本各地を周遊するための臨時観光列車として、年数回、期間限定で運行されている。

※2016年度は、夏季や12月などに「カシオペア紀行」「カシオペアクルーズ」というツアー商品として上野駅発着で北海道を含む周遊運行が設定された。2017年度の実施は未定。

運行区間 北海道周遊についてはツアー内容により実施有無が異なる
運行期間 旅行ツアーの催行時
運賃 プラン内容により料金は異なる
関連サイト ・クルーズ公式 http://www.jre-cruisetrain.jp/
・JR東日本びゅうトラベルサービス
https://www.jrview-travel.com/reserve/topList/research
※JR東日本以外の旅行会社によってツアーが企画・販売される場合もあるため、詳細は都度、各社へ問い合わせが必要
※記載データは2020年3月31日時点のもの。

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