
湯布院町塚原高原の大自然が育んだ山野草を焼き込んだ「摘み草せんべい」。「ぽこあぽこ」は由布岳のふもと、由布院の森の中に店を構えます。1991年のオープン以来、変らぬ製法で天然素材にこだわった「手焼きせんべい」を焼き続けています。桜、スミレ、ナズナ、山あじさいなどの山野草の色合いも美しく、土産品に最適です。

先代が植物の調査をしていたため、山野草の知識があったオーナー。試しに野花をせんべいに焼き込んだところ、その美しさに魅せられたそう。年間100種類以上もの草花を摘み取り、商品化しています。
摘み草せんべいは胡麻ベースの優しい甘さが魅力。福岡県夜須町産の小麦粉、奄美大島のきび砂糖、有機栽培の胡麻、地鶏の卵など厳選した素材にこだわっています。
機械化が進む中、手焼きでせんべいを作っている店も珍しいとか。山野草それぞれの色合いが楽しめるのも、種類により火加減を調整し、1枚1枚焼き上げるという丁寧な手作業がなす技です。
店内にはカフェも併設。日曜のみの営業で、自作の薪釜で焼き上げたピザを提供しています。