
うっそうと茂る巨木の森の中に鎮座する、神秘的な佇まいのパワースポット。鳥居をくぐり、急な階段を上った先にある小さな社が「月讀神社」です。御祭神は天照大御神の弟である月讀命(つくよみのみこと)。安産祈願や病気平癒、航海安全、大漁祈願、五穀豊穣、商売繁盛など、暦や潮の干満など月にまつわる全ての行いを司る神様です。
鎮座年数は不明ですが、日本書紀によると、京都の松尾大社内にある月讀神社は壱岐の県主(あがたぬし)の先祖である忍見宿祢(おしみのすくね)が、壱岐から分霊したもの。全国の月讀神社の総本社とされており、境内に入ると強力なオーラを感じる人もいるとか。旧暦の9月23日に開かれる例大祭では、壱岐神楽が披露されます。