1. 函館市旧イギリス領事館|イスに腰掛けたり、調度品に触れたり。触感も楽しめる函館の有形文化財

函館市旧イギリス領事館|イスに腰掛けたり、調度品に触れたり。触感も楽しめる函館の有形文化財

【投稿日】2018年01月29日(月)| 北海道発

イギリス領事館

JR函館駅から車で約8分、市電「末広町」電停から歩いて約5分。歴史的建造物や数多く立ち並ぶ元町エリアにあり、函館散策には欠かせないスポットのひとつ「旧イギリス領事館」。

江戸末期に設置され、昭和9年(1934年)まで領事館としての務めを果たしてきたこの場所は函館市の有形文化財にも認定され、近年では多くの観光客が訪れる人気スポットとなっています。



安政6年(1859)の函館の開港とともにアメリカ、ロシアに次いで市内で3番目に開設されたのが、この旧イギリス領事館。

最初は現在とは異なる場所に仮設されていましたが、文久3年(1863)に新築した後は何度かの大火を経験。現在の建物は大正2年(1913)に建造、平成4年(1992)に復元されたものになります。

イギリス領事館

館内は体験型展示に重きを置き、領事執務室や家族居室は3代目領事のリチャード・ユースデン氏が使用していた頃の様子を再現。実際にイスに腰掛けたり、調度品に触れたりすることができますよ。

イギリス領事館

イギリス領事館

開港ミュージアムではペリー来航の歴史をパネル展示で学べるほか、室内にある木樽のスコープを覗き込むと昔の風景やユニークな動画を楽しめます。

イギリス領事館

写真の開港記念ホールには、昔の絵地図「箱館真景」を元に作られた世界地図のカーペットが敷かれ、ペリー来航時のルートを辿ることができますよ。

イギリス領事館

記念撮影をするなら、見逃せないのが「函館ハイカラスクエア」。

ここでは、壁一面の“顔はめパネル”が設置され、顔だけでなくカメラをはめる穴も用意されているのです。

イギリス領事館

鏡越しに写真を撮ることができるユニークな仕組み。タイマーを利用してシャッターを切るのが、うまく撮影するコツですよ。

準備ができたら、ハイチーズ!

イギリス領事館

思わず自慢したくなる面白写真に! 旅仲間が欠けることなく撮影が楽しめるのも魅力です。



イギリス領事館

館内1階には本場イギリスの紅茶や焼き菓子が楽しめるティールームをはじめ、夏になると60品種ものバラが咲くローズガーデン、多彩な英国雑貨が揃うショップ「クィーンズメモリー」などがあります。

ローズガーデンとショップは入館料不要で誰でも利用できるので、函館土産の購入だけでも気軽に訪れてみては?

■函館市旧イギリス領事館
【住所】北海道函館市元町33-14
【交通】JR:函館本線函館駅から車で約8分
    市電:末広町停から徒歩約5分
【駐車場】近隣有料駐車場を利用
【営業時間】9時~19時(11月から3月は~17時)
【休館日】年末年始
【料金】大人300円(税込)、学生150円(税込)
【電話】0138-27-8159
【公式サイト】https://hakodate-kankou.com/british/

【投稿日】2018年01月29日(月)【投稿者】たびらい編集部

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