25000平方メートルの敷地に作られた美術館の複合施設

「九州芸術の杜」には6つの美術館が併設されていて、多くの芸術作品に触れ合うことができます。美術館はそれぞれ独立した建物になっていて、避暑地の洋館を訪れたかのようです。
入口のゲートをくぐると最初に見えてくるのが俳優であり水彩画家の榎木孝明さんの美術館です。色々な国を旅しながら描かれた景色や人物の水彩画が常時100点展示されています。また、内閣総理大臣賞など数多くの賞を受けている日本画家の後藤純男さんのリトグラフ館では、天然の鉱石を使う天岩絵具で描かれた色鮮やかな作品を見ることができます。

他にも地元大分生まれの洋画家工藤和男さんや有名人のCDジャケットも手掛ける少路和伸さん、力強いタッチが印象的な城本敏由樹さんの美術館、近代版画の第一人者の平塚運一さんの版画館などがあります。