
南島原市にある、雲仙天草国立公園の観光名所「鮎帰りの滝」。ここを訪れた絵師があまりの絶景に絵を描く自信を失い、筆を捨てたと言い伝えられるほど美しい白糸の滝です。高さ13.7メートル、幅1.7メートルほどの滝周辺はマイナスイオンで満たされる、涼を感じるスポットです。「鮎帰りの滝」の名前のいわれは、昔滝壺近くまで鮎が帰ってきていたことから名づけられました。
滝壺から上流に少し上ると滝の上にも出ることができます。そこは大きな一枚岩の平たい岩場になっており、滝の流れる様子や滝壺を見下ろすことも可能。夏になると岩場は滑り台のように遊べ、滝の上と滝壺周辺は水遊びの子どもたちでにぎわいます。また、滝近くにある「滝の茶屋」では、南島原市の特産品である島原手延そうめんや川魚料理が楽しめますよ。