唐津湾と虹の松原のパノラマを独り占め

唐津湾を見下ろすようにそびえる台形型シルエットの鏡山(かがみやま)。標高284メートルの山頂まで5キロの曲がりくねった道のりは、絶好のドライブコースとなっている。
東西4.5キロに渡る虹の松原をフルサイズで収めることができる定番スポットは、ここをおいて他にない。眼下に望む青い海と白砂の浜、緑の松の美しいコントラストを堪能してほしい。晴天ならば壱岐の島影も見える。
また近年、展望台本棟の屋外に山の斜面から突き出すテラスが増築された。ここならば遮るものがなく、このパノラマの絶景を独り占めできる。唐津城がライトアップされる時間帯もおすすめだ。
交通アクセスについては、残念ながら山頂まで行くバスは走っていないため、自家用車やレンタカーでない場合はタクシーを利用しよう。JRの駅からの最短距離で行くなら虹の松原駅で拾うことになるが、無人駅ゆえ電話で呼ぶ必要がある。隣の東唐津駅なら、駅前に停車中のタクシーに乗車できる。