1. 呉橋(県指定有形文化財)/宇佐神宮

呉橋(県指定有形文化財)/宇佐神宮

【投稿日】2015年11月25日(水)| 大分発

10年に一度だけ扉が開かれる美しい神橋

まるで社殿のように豪華な「呉橋」は県指定有形文化財

鎌倉時代より前からある「呉橋(くれはし)」は、宇佐神宮の西を流れる寄藻川にかかる神橋。屋根が付いた朱塗りの優美な橋で、中国の呉の人が架けたと伝えられ、名前の由来となっている。橋長25メートル・幅約3メートル、向唐破風造りで檜皮葺き屋根、曲線が美しい木造橋であり、県指定有形文化財に指定されている。現在の橋は、元和8年(1622)に細川忠利によって修築されたものだが、その後も明治9年(1876)と昭和26年(1951)に大改修されている。この橋が位置する西参道は、昭和初期までは表参道であり、朝廷より派遣された勅使が通ったため勅使街道とも呼ばれていた。現在は渡ることができず、10年に一度の勅使祭(天皇の使者が派遣されて行われる神社の祭祀)のときにだけ扉が開かれる。

【場所】
宇佐神宮境内・西参道入り口


⇒達人コラム「宇佐神宮 大分の国宝パワースポットへ」

【投稿日】2015年11月25日(水)【投稿者】たびらい編集部

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