8月の北海道旅行!気温・服装・おすすめイベントや旬情報
北海道|【更新日】2025年9月11日

8月の北海道は、爽やかな気候と美しい自然が広がるベストシーズン。日中は半袖でも過ごしやすく、夜は涼しさを感じるため羽織りものがあると快適です。色鮮やかなひまわり畑や幻想的な青い池など、各地で絶景が楽しめるほか、札幌夏祭りや函館港まつりなどイベントも盛りだくさん。新鮮な海の幸や旬の夏野菜も味わえる、北海道ならではの夏旅を満喫できます。
本記事では、8月の北海道旅行に向けて、知っておきたい気温や服装、おすすめイベント情報、旅行費用の目安、そして旬の味覚についてご紹介します。
目次
8月の北海道ってどんな季節?気候や服装
北海道のもっとも暑い時期。札幌や旭川は30℃を超える日が1週間ほどありますが、下旬には25℃前後になります。道東も日差しが強く数日30℃を超える日がありますが、平均気温は25℃前後と過ごしやすい気候です。
湿気も低くカラッとした暑さで、道東やオホーツク地域の夜はクーラーがほとんどいらないです。お盆を過ぎた頃から全体的に気温が下がりはじめます。
8月の北海道の気象情報
札幌 | 旭川 | 函館 | 釧路 | |
---|---|---|---|---|
平均気温 | 24.7℃ | 23.3℃ | 24.9℃ | 25.2 ℃ |
最高気温平均 | 28.8℃ | 28.4℃ | 29.1℃ | 22.1℃ |
最低気温平均 | 21.3℃ | 19.0℃ | 20.7℃ | 13.4℃ |
降水量合計 | 118.5㎜ | 209.5mm | 254.5㎜ | 275.0㎜ |
8月の北海道旅行で用意しておきたい服装は?
札幌や旭川など日中は25℃を超える夏日が多く、30℃を超える真夏日もあり半袖、半ズボンで過ごせます。夜は20℃前後と過ごしやすいですが、肌寒さを感じる日もあるので長袖シャツを持っていくのがおすすめです。
内陸性気候の道東も25℃を超える日がありますが、カラッとした暑さで半ズボンは不向きです。林や森などの観光地を訪れるのなら虫対策のため長袖がおすすめです。
夏のお祭り目白押し!8月開催おすすめイベント
8月の北海道は夏本番。各地で個性豊かな夏祭りが開催され、花火大会や盆踊りで街がにぎわいます。
観光ドライブの途中で祭り会場に立ち寄れば、地元グルメの屋台や伝統芸能、迫力あるステージイベントなど、季節感あふれる思い出を楽しめるのも北海道ならではです。涼しい高原や海岸線を巡りながら、お気に入りの祭りと夏景色に出会えます。
はこだて国際民俗芸術祭
異国情緒満点の元町地区にある元町公園で、5つのエリアに分かれ8月上旬に開催。世界の民俗芸術団体がさまざまなパフォーマンスを披露する有料の大型フェスティバルです。
登場するアーティストはビジュアル・アートやバンド、民俗芸能、ワールドミュージックなど多彩。期間中には、世界の料理や雑貨が集合する「もぐもぐフェスティバル」も行われます。
▼詳細はこちら
「はこだて国際民俗芸術祭」世界に出会う夏の大型フェスティバルをチェック!
-
開催日:例年8月初旬
開催時間:16:00~21:30
開催地:元町公園
アクセス:市電 「末広町」電停下車 徒歩5分
駐車場:無し
公式サイト:https://wmdf.org/
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
現地発信!おすすめホテル・旅館は こちら
くしろ港まつり
8月の第1金曜日から3日間、開催される釧路最大の夏祭り。中でも、見逃せないのは三大パレードです。
初日は漁船の山車を勇壮に曳き回す大漁パレード。2日目は浴衣や法被(はっぴ)姿の人々が魚がし音頭などで踊の波をつくる市民踊りパレード。最終日は園児や小・中学校、高校、一般の各吹奏楽部が演奏する音楽パレード。
海上大漁旗パレードや釧路港舟漕ぎ大会なども行われ、釧路の夏を楽しめます。
▼詳細はこちら
釧路市の夏を彩る祭り「くしろ港まつり」をチェック!
-
開催日:例年8月の第1金曜日から3日間
開催地:釧路港耐震旅客船ターミナル、釧路市北大通
駐車場:無し
公式サイト:https://gwp-hakodate.com/
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
北海盆踊り
毎年7月21日~8月20日の1カ月間開催される「さっぽろ夏まつり」の最後の1週間、大通西2丁目会場でフィナーレを飾る札幌の夏の風物詩。
「北海盆唄」や「北海よされ節」などに合わせて踊る道内屈指の盆踊り大会です。見るだけではなく市民とともに観光客も踊れる楽しいイベントです。北海盆踊りの前には子供盆踊りも行われ、当日抽選でやぐら太鼓を打つことができます。
▼詳細はこちら
みんなで楽しむ夏の風物詩「北海盆踊り」をチェック!
-
開催日:例年8月中旬
開催時間:18:00~21:00
開催地:大通公園西2丁目
アクセス:地下鉄「大通駅」下車
公式サイト:https://www.sapporo.travel/summerfes/
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
現地発信!おすすめホテル・旅館は こちら
8月の北海道で楽しみたい「旬のもの」
夏限定!特別贅沢な「花咲ガニ」
日本最東端の町・根室近海でしか獲れない北海道特有のカニ。茹でると花が咲いたように真っ赤になることから花咲ガニと呼ばれています。比較的大きなカニで身入りがよく、身が締まっていながらもやわらかく、濃厚な甘みが特徴です。メスがお腹に抱いている外子(卵)はプチプチとした食感で珍味。水揚げ量が少ないことから「幻のカニ」といわれています。
日本一の産地で堪能「そば」
北海道のそばの作付面積は全国の約35%を占めています。道内でもっともそば作りが盛んなのは道北の幌加内町です。作付面積は3200ヘクタールで生産量も2900tを超え日本一を誇ります。デンプン質を高める昼夜の温度差が大きいことが、味わい深いそばを育てる要因。8月下旬には、日本一のそばの町を堪能できる「幌加内町新そば祭り」が開催されます。
脂の旨みが口いっぱいに広がる「トロサンマ」
釧路や根室のサンマ漁の開始は7月中旬から。北の荒波にもまれ、良質なプランクトンを食べながら南下するサンマは、8月下旬にはマグロのトロに匹敵するほど脂がのったトロサンマが水揚げされます。一般的なサンマに比べひと回り大きく、身が厚いのが特徴です。塩焼きはもちろん、鮮度のいいものは刺し身やタタキ、〆サンマなどのほかワタまでもおいしいです。
8月の旅行費目安
1年の中で平均して最も値段が高い月ですが、25日を過ぎると値段が下がるので予約するならその時期が狙い目です。
台風がほぼない北海道はフライトも安定しているので、早めに予約しても安心です。計画的に進めれば、格安で旅することが可能です。航空券とホテルをまとめて予約できる「ダイナミックパッケージ」の活用でさらにお得になる場合もあるので要チェック。
気候も穏やかで観光に最適な、8月の北海道を楽しもう
8月の北海道旅行の気温や服装、おすすめイベント情報、そして旬の味覚についてご紹介しました。各地で開催される夏祭りや自然の絶景、美味しい旬のグルメを満喫できるのが8月です。ドライブしながら各地のイベントに立ち寄るのがおすすめ。旬の花咲ガニやトロサンマ、そばの新そばも味わいどころで、贅沢な夏旅が叶います。