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知っている人は沖縄ツウ! 沖縄のマニアックな観光スポット9選

沖縄県|【更新日】2025年9月14日

知っている人は沖縄ツウ! 沖縄のマニアックな観光スポット9選

沖縄と言えば、皆さんはどんなスポットを思い浮かべますか?

美しいビーチや有名な観光施設を挙げる方もいらっしゃるかもしれませんが、魅力的なのは定番スポットだけではありません。

県内には、あまり知られていないけど、地元民や沖縄通がこっそり通うマニアックなスポットが実はたくさんあるんです。

今回は、そんな知る人ぞ知るスポットを厳選してご紹介。ひと味違う沖縄を体験してみませんか?

※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

目次

沖縄建築の特徴をすべて備えた「中村家住宅」

歴史ファン必見!戦火をくぐり抜けた奇跡の屋敷

沖縄 中村家

「中村家住宅」は18〜19世紀に建てられた沖縄の豪農の邸宅です。戦前の住居建築の特色を完全に残した貴重な屋敷で、国の重要文化財に指定されています。

ヒンプン(目隠し塀)や防風林、「ウフヤ」と呼ばれる母屋など、沖縄の伝統建築の特徴をすべて備えており、上層農家の暮らしを今に伝えます。

沖縄戦を経ても屋敷構えが現存する例は非常に稀で、一見の価値がありますよ。

▼詳細はこちら
中村家住宅|沖縄建築の特徴をすべて備えた豪農の屋敷

「中村家住宅」へのアクセス

  • 【住所】沖縄県中頭郡北中城村字大城106

    【アクセス】
    那覇空港から車で約50分
    沖縄自動車道「那覇IC」から車で約15分

    【駐車場】あり

    【営業時間】9:00 ~ 17:00 (最終入場 16:40)

    【料金】大人:500円、中・高生:300円、小学生:200円
    ※その他、団体割引や障がい者割引制度あり

    【開館日】 月・火・金・土・日

    【問い合わせ】098-935-3500(中村家おみやげ品店)

    【公式サイト】https://www.nakamurahouse.jp/

奇岩の絶景と磯遊びが楽しめる!「具志頭浜」

ボルダリングの聖地で自然の岩登りに挑戦

沖縄 具志頭浜

沖縄県八重瀬町にある「具志頭(ぐしちゃん)浜」は、地元民に親しまれる隠れ家的ビーチです。

岩と砂が織りなす独特の浜辺では、サンゴ礁に囲まれた浅瀬「イノー」で磯遊びが楽しめます。

奇岩が立ち並ぶ風景はまるで別世界!ボルダリングの名所としても知られ、自然とアクティビティが融合したスポットです。

過去にアーティストのPV撮影地として使用されたことも。静かで個性的な沖縄の海を味わいたい人におすすめです。

▼詳細はこちら
具志頭(グシチャン)浜

「具志頭浜」へのアクセス

子どもと一緒に自然学習!「漫湖水鳥・湿地センター」

マングローブ林で出会うカニやハゼに大喜び!

沖縄 漫湖水鳥湿地センター

漫湖(まんこ)は、国場川と饒波川の合流地点に広がる河口干潟です。

渡り鳥や水鳥の貴重な生息地として1977年に国指定鳥獣保護区に、1999年にはラムサール条約湿地に登録されました。

併設されている「漫湖水鳥・湿地センター」では、水鳥や干潟の生き物について展示や映像で学べます。

展望室や遊歩道からは自然観察も楽しめ、都市部にありながら豊かな自然が息づく癒しのスポット。家族連れや自然好きにおすすめの場所です。

▼詳細はこちら
漫湖、漫湖水鳥・湿地センター|マングローブ林をのんびり観察

「漫湖水鳥・湿地センター」へのアクセス

  • 【住所】豊見城市字豊見城982

    【アクセス】
    那覇空港から車で約20分
    沖縄自動車道「豊見城IC」から車で約15分

    【駐車場】あり

    【営業時間】9:00〜17:00

    【料金】無料

    【定休日】月曜(祝日の場合は開館、翌日休み)、慰霊の日(6月23日)、年末年始(12月29日~1月3日)

    【問い合わせ】098-840-5121

    【公式サイト】https://www.manko-mizudori.net/

ウルトラマンファンの巡礼地「金城哲夫資料館」

南風原町が誇る偉人の足跡をたどる

沖縄 金城哲夫資料館 ウルトラマン

南風原町にある日本料理店「松風苑」は特撮テレビドラマ『ウルトラマン』の脚本・監修を手掛けた金城哲夫氏の生家です。

1969年に沖縄へ帰郷後は、テレビキャスターや沖縄国際海洋博覧会の演出など幅広く活躍しました。沖縄の文化や経済発展のため尽力した南風原町が誇る偉人です。

37歳で早逝するも、離れの書斎は「金城哲夫資料館」として保存され、台本や資料が当時のまま展示されています。

2018年に「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」に認定され、現在も多くのファンが訪れています。

▼詳細はこちら
金城哲夫資料館|ウルトラマンを創った南風原の男

「金城哲夫資料館」へのアクセス

  • 【住所】沖縄県島尻郡南風原町字津嘉山1384 松風苑内

    【アクセス】
    那覇空港から車で約20分
    沖縄自動車道「南風原南IC」から車で約5分

    【駐車場】あり

    【開園時間】
    11:30~17:00(要予約)
    年中無休(但し年末年始は休業)

    【料金】無料

    【定休日】なし

    【問い合わせ】098-889-3471

    【公式サイト】https://www.syofuen.jp/kinjo-tetsuo/

沖縄戦の記憶をたどり平和を祈る「嘉数高台公園」

平和を願う展望台からの美しい眺め

沖縄 嘉数高台公園

宜野湾市にある「嘉数高台公園」は、沖縄戦の激戦地として多くの犠牲者を出した歴史を持ち、慰霊の塔が建てられている公園です。

日本軍が使用したトーチカ(コンクリートの小型防御陣地)など、今も沖縄戦の爪痕が深く残されています。

地球儀を模した展望台からは普天間基地や慶良間諸島まで望め、絶景スポットとしても知られています。

遊具やベンチが豊富で、1月下旬〜2月上旬には桜も見ごろに。戦跡と自然、レジャーが共存し、地元でも幅広い世代の方に親しまれている公園です。

▼詳細はこちら
嘉数高台公園

「嘉数高台公園」へのアクセス

  • 【住所】宜野湾市嘉数1

    【アクセス】
    那覇空港から車で約20分

    【駐車場】あり (開場時間6:00〜22:00)

    【料金】無料(見学自由)

    【定休日】なし

    【その他設備】トイレあり

中山王国の歴史と栄華をたどる「浦添城跡」

憩いと学びの隠れた絶景スポット

沖縄 浦添城跡

「浦添城」は13世紀末に築かれました。中山王国が浦添に拠点を置いた時代の城(グスク)で、後の首里城の原型ともいわれています。

14世紀には高麗系瓦ぶきの正殿や石積み城壁を備え、北側は急崖となる堅固な構造でした。

1945年の沖縄戦では激戦地となり一部損傷しましたが、城門や石垣、建物跡、井戸などは残存しています。

歴史と景観を同時に味わえる「浦添大公園」として整備され、市民や観光客に親しまれる憩いのスポットです。

▼詳細はこちら
浦添城跡|中山時代に栄えた国指定史跡の城跡

「浦添城跡」へのアクセス

  • 【住所】浦添市仲間2-53-1

    【アクセス】那覇空港から車で約40分

    【駐車場】あり

    【営業時間】9:00〜17:00

    【料金】大人(高校生以上) 100円、小人(小・中学生) 50円

    【定休日】月曜日、12月28日~1月3日

    【問い合わせ】098-874-9345

    【公式サイト】https://www.urasoedaipark-osi.jp/ (浦添大公園)

沖縄最古の鉄筋コンクリート建築「大宜味村役場旧庁舎」

県内に唯一現存する大正時代のコンクリート建築物

沖縄 大宜味村役場旧庁舎 コンクリート

「大宜味村役場旧庁舎」は、1925年に建てられた現存する沖縄最古の鉄筋コンクリート建築です。

白い洋館風のモダンな外観と、台風の風圧を軽減する八角形の独特な構造が特徴です。

沖縄戦を生き延びた数少ない戦前建築で歴史的価値が高く、2017年に国指定重要文化財となりました。

内部の一般公開は行っていませんが、外観の見学は可能です。

▼詳細はこちら
旧大宜味村役場庁舎|県内に唯一現存する大正時代のコンクリート建築物

「大宜味村役場旧庁舎」へのアクセス

  • 【住所】沖縄県大宜味村字大兼久157-2

    【アクセス】沖縄自動車道「許田IC」から車で約80分

    【駐車場】あり

    【営業時間】9:00~17:00

    【料金】無料

    【定休日】土日祝日

    【問い合わせ】0980-44-3009

木の温もりあふれる「やんばる森のおもちゃ美術館」

世界自然遺産の森を五感で感じる体験型ミュージアム

沖縄 やんばる森のおもちゃ美術館

県内北部・国頭村にある「やんばる森のおもちゃ美術館」は、遊びながらやんばるの森を感じる体感型ミュージアムです。

リュウキュウマツやイタジイなど、やんばるの森で育った木材で作られたおもちゃ100点以上が揃います。

ヤンバルクイナの卵を模した木の玉プールや木のトンネルなどもあり、親子で楽しめる屋内施設として人気ですよ。

木の温もりや香りを五感で体感でき、遊びを通じて世界自然遺産・やんばるの森の魅力と大切さを学べます。

▼詳細はこちら
やんばる森のおもちゃ美術館|木の温もりあふれる体験型ミュージアム

「やんばる森のおもちゃ美術館」へのアクセス

  • 【住所】沖縄県国頭郡国頭村字辺土名1094-1 森林公園内

    【アクセス】
    沖縄自動車道「許田IC」から車で約50分

    【駐車場】あり

    【営業時間】10:00~16:00(最終入館15:30)

    【料金】
    大人(中学生以上)800円
    子供(1歳以上小学生まで)600円
    1歳未満無料
    ※その他、割引制度あり

    【定休日】 毎週木曜日、年末年始ほか

    【問い合わせ】0980-50-1022(国頭村森林公園)

    【公式サイト】https://www.kunigami-forest-park.org/toy_museum/

青い海へ一直線!のどかな島時間を感じる「伊古桟橋」

黒島のシンボルで大パノラマの海に癒やされる

沖縄 伊古桟橋

伊古桟橋(いこさんばし)は、石垣島からフェリーで約30分の黒島にある全長354メートルの桟橋です。

かつては黒島の玄関口として船着場に使われ、島民の生活を支えていました。2005年に国の有形文化財に登録され、現在は釣りや散歩スポットとして親しまれています。

青い海に真っすぐ延びる桟橋は、写真映えスポットとして観光客から人気があります。

満潮時には、まるで海の上を歩いているような気分になれますよ。

▼詳細はこちら
伊古桟橋|まるで海の上を歩いているような感覚を味わえる長い桟橋

「伊古桟橋」へのアクセス

  • 【住所】竹富町黒島

    【アクセス】黒島港から車で約5分、徒歩で約30分

    【駐車場】なし

「定番」の先にある沖縄の魅力を見つけに行こう

沖縄には、誰もが知る観光名所だけでなく、まだあまり知られていない歴史や文化、自然が息づくスポットが数多く点在しています。

そのひとつひとつには、沖縄の地に長く根付く背景や物語があり、沖縄の奥深さを知るきっかけとなるでしょう。

次の旅では、定番を超えて、沖縄の真髄とも言える奥深い魅力を味わいに出かけてみませんか?

いずれのスポットも、観光で訪れる際はレンタカーでのアクセスがおすすめ。セールなどを活用すれば、事前にお得に現地での足を確保することができますよ。

皆さんも気になるスポットを、ぜひ自由にめぐってみてくださいね。

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