キングタコス 喜友名(きゆな)店|地元民気分で“キンタコ”と呼んで行きつけにしたい♪タコライス発祥の人気店
宜野湾市|【更新日】2024年6月7日

1984年に金武町(きんちょう)で創業したタコライス発祥の店「パーラー千里」(2015年閉店)の店主・儀保松三(ぎぼまつぞう)さんが考案したことで知られる“元祖タコライス”。
その創業者家族が切り盛りするタコス&タコライス専門店「キングタコス」は、今や“キンタコ”の愛称で全国区のネームバリューを持つ、沖縄を代表するグルメスポットになっています。
言うまでもなく大人気の“キンタコ”ですが、2024年2月に沖縄本島中部エリアに複数構える支店のひとつが、場所を移して再出発したとの情報が…! 居ても立ってもいられず、さっそく取材(食事)をすべく、駆けつけました♪
目次
あの人気店が、2024年2月に心機一転リニューアルオープン!
レトログリーンが目を引くオシャレな外観が目印
以前より駐車台数が増え、来店しやすくなっています
やってきたのは、新旧さまざまなお店が点在する宜野湾市(ぎのわんし)。
地元民も今か今かと待ち望んでいたキングタコスの分店「喜友名(きゆな)店」は、旧「普天間店」があったところから車で数分の「ぎのわんヒルズ通り」を一本入った道路沿いに佇みます。
看板も色使いも、以前とは印象がガラリと一変。
老若男女が気軽に通えるパーラーの親しみやすさを残しつつ、「シンプルにカッコよく!」というイメージで、新たな世界観を創り上げたのだといいます。
スタッフも旧店舗から引き続き頑張ってくれているそう
ひっきりなしに入るオーダーを受け、キッチンで忙しく動いているスタッフさんたちの姿も、“キンタコ”らしい風景のひとつ。
店内を見渡してみると、沖縄各地で見かける建築資材・花ブロックや、米軍の払い下げ品を取り扱うショップから購入したという消火栓などを発見。沖縄らしいチャンプル〜(混ぜこぜ)文化も体感できちゃいますよ。
テイクアウト専用の待合席は15席
イートインとは別に持ち帰り用の待ちスペースが設けられており、混雑しがちなランチタイムや雨の日などの待ち時間も快適に。
ヴィンテージな雰囲気を演出する革張りのベンチチェアが配され、古い映画に出てきそうな空間になっています。
趣味で集められたというアメリカン雑貨も、お客の心を和ませてくれるでしょう。
イートイン席は20席を用意。今でも十分素敵な内装ですが、まだまだ完成形ではないとか。これからどんな進化を遂げていくのか、リピーターの楽しみになりそうですね。
ご注文は、現金のみ対応の券売機にて
券売機も導入されていて、注文も楽ちんです♪
いつものお決まりメニューがあるヘビーリピーターの方は、ボタンの位置まで覚えてしまうかも…⁉︎
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両方を食べ比べるのも地元流♪ダブル看板メニュー
これが“元祖”の美味しさ!盛り盛りの愛情たっぷりタコライス
ウチナーンチュが愛してやまない元祖タコライス
不動の人気No.1は、やっぱりみんな大好き「タコライスチーズ野菜」。
王冠のごとく、うず高く具材が積み上げられて登場する際のインパクトは、まさにキングそのもの!
ソースはケチャップとオリジナルタコソースの2種類を用意し、食べ進むごとに食欲が掻き立てられますよ。
“キンタコ”ファンに向けて、「フライパンで少し白身が焦げるぐらいまでカリカリに焼いた目玉焼きをのせて、豪快に混ぜて食べるのも美味しい!」というわんぱくな裏ワザも、こっそり教えてもらっちゃいました♪
キッチンが備わる長期滞在型の宿に滞在されている方などは、挑戦してみるのもいいですね。
せっかくならタコスとの食べ比べもぜひ
タコライスとタコス、両方とも購入する方も多々
「タコス/4PC」はサラダ感覚でさっぱりいただけるので、女性一人でもペロリと4つ完食できちゃいますよ♪
ところで、このクセになる特製タコミートとタコソース。なぜここまで多くの人々を魅了するのか気になるところですが、こればかりは企業ヒミツとのこと♡ ふと思い出しては無性に食べたくなる“キンタコ”の看板メニューは、これからも熱烈なファンを増殖させ続けるに違いありません。
タコスを食べている途中、皮からソースや具材がぽろぽろこぼれようとも、そこはお構いなし!
皮のキャパいっぱいまで盛りつけた店の大きな愛情を受け止めながら、小さいことは気にせずガブッといくのが最高の味わい方なのです。
また、時間に余裕があれば、鶏肉のさまざまな部位を食べ比べできる「チキンバラバラ」も頼んでみて。オーダーごとに生の状態から揚げていくので、提供までは約25分を要するとのこと。周辺をちょっと散歩したりして気長に完成を待ちましょう。
迫力のビジュアルにテンション上がる!テイクアウトもおすすめ
撮影用ではなく、日頃からこのボリュームなんです!
折り箱さん…はみ出ちゃってますよ!
そうそう、キンタコといえば、テイクアウトの“折り箱ビジュアル”も必見です。
もはや料理を収めるという仕事を放棄してしまった折り箱を、かろうじて輪ゴムが抑えてくれている姿を見れば、思わず笑ってしまうはず♪
ちなみにこの写真は、取材日とは別にある日のプライベートに食べたもの。リアルにこのボリュームなんですよ!
地元民ですらこのボリューミーさに毎回テンションが上がってしまいますが、特に初めて来店する観光客は目をまぁるくして驚くとか!
スタッフも毎日のようにお客のナイスリアクションを見られて、嬉しくなるそうですよ。
“キンタコ”メニューはとにかくビールがススむ!
テイクアウトした“キンタコ”のメニューをたくさん持って、近くのトロピカルビーチなどへ繰り出すのも、ローカルムード満点な旅の思い出に。
ビール片手に味わうのも最高ですよ(ハンドルキーパーさんはノンアルコールで♪)。
地元民御用達の“キンタコ”を、沖縄旅のお決まりコースに♪
早さ、安さ、ボリューム感、美味しさ、どれをとっても “キング オブ オキナワンローカルフード”!
地元で長く“キンタコ”が愛されているのは、創業から約40年に渡ってもなお「お客さんに喜んでほしい」という温かい想いが変わらず受け継がれているからこそです。
今後はオリジナルグッズの制作も検討しているとのことで、次の沖縄旅行ではお土産もゲットできるかもしれませんね。
「キングタコス」は、今回ご紹介した喜友名(きゆな)店以外にも、金武本店、長田店、北中店、あげな店、与勝店もあるので、近くを訪れた際は気軽に立ち寄ってみてください♪
沖縄県のドライブは レンタカーがおすすめ
「キングタコス 喜友名店」へのアクセス・基本情報
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【住所】沖縄県宜野湾市喜友名1丁目26-7
【問い合わせ(電話番号)】098-892-0705 ※喜友名店は、電話での注文不可
【営業時間】10時~22時
【定休日】なし
【駐車場】約12台
【公式Instagram】@kingtacos_1984
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。