「大倉山公園」で自然と触れ合うのんびり時間。横浜からのアクセスも便利!
横浜市|【更新日】2023年7月19日

たまには静かな公園でのんびり過ごしたい。でも、アクセスが不便だと少し億劫…そんなときは「大倉山公園」に行ってみてはいかがでしょうか。
横浜駅からのアクセスも良く、緑豊かで静かな大倉山公園は、ちょっとリフレッシュしたいときにはピッタリです。
この記事では、自然と触れ合い穏やかな時間が過ごせる大倉山公園についてご紹介します。
目次
横浜駅からすぐ。落ち着いた雰囲気の大倉山駅に到着
横浜駅から東急東横線で10分程度。大倉山駅に到着しました。
改札を出てすぐのところには、ギリシャ風の建物が並ぶ「エルム通り商店街」があります。異国情緒漂う落ち着いた雰囲気を楽しめますよ。
大倉山公園までは駅から歩いて向かいます。早速行ってみましょう。
商店街を横目に記念館坂を上り、大倉山公園を目指す
東横線の線路を見下ろし、坂道をぐんぐん登ろう
記念館坂を登り、大倉山公園を目指しましょう。眼下には東横線の線路があり、電車の往来を間近で見ることもできます。
油断していましたが、意外にも急な坂道です。さすがは坂の街、横浜。じんわりと汗が流れます。
ちなみに大倉山は、ギリシャのアテネと姉妹都市です。先ほどもお伝えした通り、駅前の商店街はギリシャ風に統一されています。
せっかくなので商店街を散策し、飲み物や食べ物を買ってから公園に向かってもいいでしょう。
大倉山公園の入り口に到着。階段の先に現れるのは?
しばらく坂を登ると、大倉山公園の入口に到着しました。更に階段を登って、公園の中に入りましょう。
この時点でかなり息切れをしてしまいました。力をふり絞り、階段を登ります。その先にはどんな風景が広がっているのでしょうか。
目の前に現れたのは「大倉山記念館」。小休止して公園を散策
鬱蒼と生い茂る木々の奥には、「大倉山記念館」が現れました。大倉山公園は、大倉山記念館と同じ敷地内にあります。
公園を散策する前に、記念館の前にあるベンチに腰かけ小休止。呼吸を整えます。
まずは展望広場へ。天気が良ければ富士山も見える
木々の間を吹き抜ける風。程よい木陰でのんびりと
では、公園の中をお散歩しましょう!まずは展望広場へ向かいます。
公園自体が小高い場所にあるからでしょうか。風通しがよくとても心地いいです。
緑豊かな木々が織りなす程よい木陰。涼しくのんびり過ごせそうですね。
羅針盤を発見!方角を確かめながら景色を楽しもう
公園の真ん中に羅針盤を発見しました。よく見ると川崎、東京、富士山などの方角や距離が刻まれています。
天気が良ければ、ここから富士山も見えるそうです。さすが展望広間ですね。
羅針盤と照らし合わせながら景色を楽しんでみてはいかがでしょうか。
神奈川の交通手段はレンタカーがおすすめ
春は満開の梅が楽しめる。大倉山公園の梅林を散策しよう
展望広場から階段を下り、梅林に到着
大倉山公園といえば、有名なのが「梅林」です。展望広場から階段を下って向かいましょう。
どこを歩いても豊かな緑、そして聞こえる蝉の声。季節感も満載です。
この日は午前中だったからか人も少なく、聞こえるのは自然の音だけ。とても贅沢ですよね。
そうこうしている間に、あっという間に梅林に到着です。
梅の見ごろは毎年2月頃。約220本の梅が咲き誇る
梅の木が約220本植えられている梅林。見ごろの2月になると「大倉山観梅会」が開催され、多くの人々で賑わうそうです。
今回は夏に訪れたので、梅の木は青々とした緑の葉をつけていました。これはこれで十分美しいですよね。
でも次回はぜひ、満開の梅の花も見てみたいなと思いました。
ベンチを発見!自然の音を聞きながらのんびり過ごす
梅林にベンチがあったので、ちょっと休憩です。先ほど大倉山記念館でいただいた「マンガで学ぶ大倉邦彦物語」を読んでみましょう。
風の音、葉擦れの音を聞きながらのんびり読書タイム。
毎日忙しくしていると、なかなかゆったりとした時間は作りづらいですよね。たまにはこんな時間の過ごし方も良いものです。
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和の落ち着いた雰囲気のあずまやで、水音に耳を澄ます
さて、マンガを読破したので、散策を再開しましょう。梅林から少し歩いたところに、池とあずまやを発見しました。
小さな滝が流れ、心地いい水音が聞こえます。和の落ち着いた雰囲気で、居心地抜群です。
あずまやの隣にはモミジの木がありました。秋には華やかな紅葉が楽しめるでしょう。
竹林の隣には「オリーブ坂」。ギリシャと親交のある大倉山
テクテクと散策していると、今度は竹林を見つけました。風情のある竹林横の坂道は「オリーブ坂」と名づけられています。
冒頭でもお伝えした通り、大倉山はギリシャのアテネと姉妹都市です。
さすが姉妹都市とだけあって、坂の名前もギリシャの名産品から取っているのかもしれません。
竹林とオリーブ、一見ミスマッチのように思えますが、上手いこと共存しているようです。大倉山だからこそなせる業かもしれません。
記念館前広場にはアメリカ・ワシントン市との友好の証も
さて、大倉山記念館まで戻ってきました。最後は記念館前広場をお散歩です。
記念館前にはシドモア桜という背の低い桜の木が植えられています。
1912年に、日本からワシントンへ友好の証として3千本の桜の木が贈られました。
その植樹に貢献したのが、エリザ・R・シドモア氏。
彼と桜のエピソードを後世に伝えるため、ワシントンに植えられた桜から接ぎ木したものがこちらに植樹されているそうです。
喧騒を離れ、「大倉山公園」で穏やかな時間を過ごそう
横浜からのアクセスも抜群な、緑豊かな大倉山公園をご紹介しました。
同敷地内には横浜市有形文化財の大倉山記念館もあるので、公園散策のついでに立ち寄るのもおすすめです。
春には梅が咲き誇り、秋には紅葉も楽しめます。夏は青々とした美しい緑に癒されること間違いなしです。
都会の喧騒に疲れたら、大倉山公園で穏やかな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
「大倉山公園」へのアクセス
- 【住所】
神奈川県横浜市港北区大倉山二丁目10
【駐車場】なし
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。