3月の北海道旅行!気温・服装・おすすめイベントや旬情報
北海道|【更新日】2025年9月11日

「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、3月の北海道はまだまだ寒い季節です。日中の気温はプラスですが、北西や西北西の風で体感温度は低いです。また、イベントは年間を通じて少ない月ですが、海の幸をはじめ北海道ならではの旬の味覚が堪能できる季節でもあります。
ここでは3月の北海道旅行に向けて、知っておきたい気温や服装、おすすめイベント情報、旅行費用の目安、そして旬の味覚についてご紹介します。
目次
3月の北海道ってどんな季節?気候や服装
徐々に気温が上り、積もっていた雪も少しずつ減っていきます。しかし、体感的にはまだ冬で雪の降る日も多いです。札幌や函館は日中5℃前後まで気温は上がりますが、旭川や道東、オホーツク地域では3℃ほど。東京と大阪は13℃余なので、およそ10℃低いです。札幌の下旬は晴天の日が増え、雪は雨に変わります。
3月の北海道の気象情報
札幌 | 旭川 | 函館 | 釧路 | |
---|---|---|---|---|
平均気温 | 0.8℃ | -1.9℃ | 1.8℃ | -0.6℃ |
最高気温平均 | 4.2℃ | 3.0℃ | 5.8℃ | 3.6℃ |
最低気温平均 | -2.7℃ | -7.2℃ | -2.7℃ | -4.9℃ |
降水量合計 | 67.5㎜ | 48.0㎜ | 76.0㎜ | 50.5㎜ |
3月の北海道旅行で用意しておきたい服装は?
気温は上がってきますが、体感的には寒いです。コートはフードがなくてもいいですが、夜は冷え込むので防寒用の帽子があれば便利。厚手の下着なども用意したいですね。ネックウォーマー、厚手の手袋、靴はまだスノトレがいいです。雪どけがはじまる下旬はブーツがおすすめ。オーバーズボンは不要ですが、ヒートテックなどのタイツは履きましょう。寒がりの人には、使い捨てのカイロが効果的。
3月開催おすすめイベント
お祭りやイベントは年間を通じて少ない月ですが、スキー場まつりやスキー大会などが各地で開催され、まだ寒い冬の北海道を盛り上げます。道内各地の漁港では海の幸が水揚げされ、冬の旬の味覚が楽しめます。
日高国際スキー場ありがとうフェスティバル
3月上旬に開催されるスキーヤーへの大感謝祭。小学生以下を対象としたビンゴ大会やスノーラフティングの無料体験などのイベントが行われます。また、過去には日高ジンギスカン食べ放題(有料)が行われたり、甘酒やココアなどの無料サービス、地場産品が当たるありがとう抽選会など内容は盛りだくさんです。
▼詳しくはこちら
日高国際スキー場 ありがとうフェスティバル|豪華景品盛り沢山の大感謝祭!
-
開催日:例年2月下旬~3月上旬
開催時間:日中
開催地:日高国際スキー場特設会場(北海道沙流郡日高町字富岡444-1)
アクセス:国道274号線より道の駅「樹海ロード日高 」 から車で約2分
駐車場:有り(無料)
公式サイト:https://www.town.hidaka.hokkaido.jp/culture/?content=1098
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
バーサーロペット・ジャパン
上旬に旭川で開催される子どもから大人まで楽しめるクロスカントリーと歩くスキーの国際大会。競技は部門ごとに2日間にわたって行われます。コースはクロスカントリーが8キロ、17キロ、34キロ、51キロ、歩くスキーが4.5キロと11キロ。初心者でも楽しめる歩くスキーのほか、親子で歩くスキー体験を楽しめるミニロペットも行われます。
▼詳しくはこちら
バーサーロペット・ジャパン|旭川市で行われる、本場の伝統を受け継ぐ日本最大級の国際スキー大会
-
開催日:例年3月上旬
開催時間:日中
開催地:北彩都特設会場及び周辺河川敷特設コース(旭川市宮前1条3丁目)
アクセス:旭川駅より車で約6分
駐車場:無料駐車場(先着180台、事前申し込みが必要)
公式サイト:https://vasaloppet.jp/
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
北海道開拓の村 冬の生活体験
札幌市・厚別区の野幌森林公園内にある「野外博物館 北海道開拓の村」では、例年1月上旬から3月中旬の期間「冬の生活体験」が開催されます。開拓時代の冬の暮らしを体験できる冬季限定のイベントで、昔の防寒服であるマント、カクマキ、ワラで作った深靴を身にまとっての散策や、木製のソリなど昔ながらの冬遊びを楽しめます。
▼詳しくはこちら
北海道開拓の村 冬の生活体験|昔の防寒服で、開拓時代の暮らし体験!
-
開催日:例年1月上旬から3月中旬
開催時間:9:00~16:30(最終入場16:00)
開催地:野外博物館 北海道開拓の村(札幌市厚別区厚別町小野幌50-1)
アクセス:札幌駅より車で約30分
駐車場:有り(無料)
公式サイト:https://www.kaitaku.or.jp/
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
北海道の交通手段はレンタカーがおすすめ
3月の北海道で楽しみたい「旬のもの」
網走で旬を向かえる「ホッケ」
網走で旬を向かえるホッケは北海道のほぼ全域に生息し、成長によって呼称が変わります。稚魚の頃は青ボッケ、1歳までの未成魚はロウソクボッケ、1歳半の頃にエサを求めて沿岸に近づくのを真ボッケ、岩礁周辺に定着するようになると根ボッケといいます。根室では5月に旬を向かえます。脂ののったホッケはご飯のお供にも、一杯やりながら食べるのも最高です。
濃厚なカニみその「毛ガニ」
北海道の毛ガニは大きく分けてオホーツク産、道東(太平洋)産、えりも・日高産、噴火湾産の4つ。旬はオホーツク産が3月~6月、噴火湾産は7月~8月、道東産は9月~10月、えりも・日高産は11月~2月。つまり地域は異なりますが、北海道の毛ガニは1年中が旬。毛ガニの特徴は身が締まっていて甘みがあり、濃厚なカニみその量が多いこと。
北海道の三大エビ「ボタンエビ」
ボタンエビは北海シマエビ、ゴジラエビ(イバラモエビ)と並ぶ北海道の三大エビ。中でもボタンエビは北海道で獲れるもっとも高級なエビ。北海道全体の2割~3割が水揚げされる噴火湾産の旬は、3月~4月と9月~11月。体長は17センチ前後と大きく、とろけるような甘み、プリッとした食感が特徴。日本海側のボタンエビは3月~1月と旬が長いです。
現地発信!おすすめホテル・旅館は こちら
3月の旅行費目安
休前日は1月と比べると数千円高くなり、3月は卒業シーズンでもあるため、特に春休みの始まる後半から上がり始める傾向にあります。ホテルや飛行機も混む時期なので、埋まってしまう前に早めの予約がおすすめ。計画的に進めれば、格安で旅することが可能です。航空券とホテルをまとめて予約できる「ダイナミックパッケージ」の活用でさらにお得になる場合もあるので要チェック。
北海道ならではの旬の味覚が堪能できる3月の北海道を楽しもう
3月の北海道旅行の気温や服装、おすすめイベント情報、そして旬の味覚についてご紹介しました。本格的な寒さが和らいできた頃合いで、冬の旬の味覚を楽しみたいなら3月が狙い目。また、冬の北海道のアクティビティも3月が終わり頃。せっかく北海道に行くなら、この時期ならではの体験をぜひ!