7月の札幌観光を楽しもう!旅行前に知っておきたいおすすめ情報まとめ
札幌市|【更新日】2025年6月10日

夏の北海道といえば、爽やかな風と広大な自然が魅力の札幌。なかでも7月は、一年で最も観光に適した季節といえるでしょう。
「さっぽろ大通ビアガーデン」やサクランボ狩りは、この時期ならではのおすすめイベント。ほかにも花火大会やラベンダー畑など、7月の札幌は見どころ満載です!
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
目次
7月に札幌観光へ行こう!最適な気候と服装を紹介
爽やかで快適!7月の札幌の気候
7月の札幌は、全国的に猛暑が続く本州と比べて比較的涼しく過ごしやすい気候です。
日中の最高気温は平均25℃〜27℃ほどで、湿度が低くカラッとした晴天の日が多いのが特徴です。朝晩は20℃を下回る日もあるため、朝の散策や夜のイベントも快適に楽しめます。
本州の蒸し暑さから逃れて、爽やかな夏を満喫したい方にはぴったりの避暑地として人気です。
7月の札幌旅行で失敗しない!おすすめの服装は?
イラスト/時川真一
昼間は半袖や薄手のシャツで十分ですが、朝晩は冷え込むことがあるため軽い羽織ものがあると良いでしょう。
定山渓や藻岩山(もいわやま)といった山手、また東区のモエレ沼公園など風の強いエリアに行く場合にも上着があると安心です。
日差しが強い日もあるので、帽子やサングラス、日焼け止めも忘れずに。歩きやすい靴で街歩きやイベントを快適に楽しみましょう。
初夏の札幌はここが熱い!7月に絶対外せない「旬なもの」
さっぽろ大通ビアガーデン
札幌の夏の風物詩といえば「さっぽろ大通ビアガーデン」。7月中旬から8月中旬までの約1ヶ月間、大通公園に出現する国内最大級の屋外ビアガーデンです。
全長約1キロメートルにわたり、複数のビールメーカーがブースを構え、各社自慢のビールやおつまみが楽しめます。
北海道産のクラフトビールや限定メニューもあり、地元グルメとの相性は抜群!昼間の青空の下での一杯も、夕暮れ時のライトアップされた雰囲気も格別です。
観光客だけでなく地元の人々にも愛されるイベントで、夏の札幌の賑わいを存分に体感できますよ。21時までの営業なので、早めの来場がおすすめです。
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【北海道】「さっぽろ大通ビアガーデン」大通公園で冷えたビールを楽しもう!
八紘学園の農産物直売所とジンギスカン
八紘学園は札幌市内に位置しながら、豊かな自然に囲まれた農業専門学校として知られています。
敷地内には新鮮な野菜や乳製品を扱う農産物直売所があり、旬の味覚を求めて多くの市民や観光客が訪れます。採れたてのトマトやとうもろこしに加え、期間限定で販売される手作りのソフトクリームも人気です。
また、同校敷地内の「ツキサップじんぎすかんクラブ」では、オープンテラスで本格的なジンギスカンとワインが楽しめます。
家族連れやカップルに人気で、自然の中でゆったりと過ごすひとときは、札幌市街地とはまた違った魅力がありますよ。
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八紘学園農産物直売所|札幌で搾りたてツキサップ牛乳と絶品ミルクスイーツを味わって
市内各地で開催される花火大会
札幌の夏を盛り上げるイベントのひとつが、市内で開催される大規模な花火大会です。
中でも注目なのが、真駒内セキスイハイムスタジアムで行われる「真駒内花火大会」。音楽と花火がシンクロするダイナミックなショーは圧巻です。有料のスタンド席からゆったり観覧できるのも魅力のひとつです。
「道新・UHB花火大会」は札幌の中心部、アクセス抜群の豊平川河川敷で開催されます。約4000発の花火が夏の夜空を彩り、多くの観光客で賑わう夏の風物詩です。旭山記念公園からは、市街地の夜景と花火が一体となり、札幌ならではの都会的な美しさを楽しめます。
真駒内花火大会:例年7月開催
道新・UHB花火大会:2025年7月25日(金)
さっぽろ羊ヶ丘展望台のラベンダー狩り
さっぽろ羊ヶ丘展望台では、7月に入るとラベンダーが見頃を迎え「ラベンダー刈り取り体験」が楽しめます。
お一人様50本を目安に好きなラベンダーを摘み取り、持ち帰ることができます。
専用のハサミが貸し出され、誰でも気軽に参加可能とあって例年人気の高いイベントです。
刈り取った香り高いラベンダーの束は、ドライフラワーやポプリに加工するなど自分だけの特別なお土産になります。
体験は無料で、予約も不要なため、思い立った時に立ち寄れるのも魅力です。
さっぽろ羊ヶ丘展望台は札幌市街からアクセスしやすく、眺望も楽しめる人気スポットです。
2025年開催期間:7月4日(金)~7月16日(水) 10:00~15:00(最終受付14:45)
サクランボ狩り
7月は札幌周辺でサクランボ狩りが最盛期を迎える季節です。太陽の光をたっぷり浴びて真っ赤に実ったサクランボに、大人も子どもも夢中になること間違いなし。
料金は大人1,000円台~が目安で、時間制限や持ち帰りの有無などで変わります。予約や詳細は各農園の公式サイトで事前に確認するのがおすすめです。
「八剣山果樹園」は観光農園としても有名で、広大な敷地に多数の品種が栽培されています。
「田中果樹園」は小規模ながら丁寧に育てられた果実が魅力の農園で、アットホームな雰囲気が評判です。
どちらも札幌市街から車で30分から40分ほどのアクセスで、気軽に旬の味覚を楽しめるおすすめのスポットです。
お車の運転が難しい方は、たびらいバスツアーの利用もおすすめ。ランチプランが一緒になった、お得なプランもありますよ!
7月の札幌で訪れたい、初夏ならではの観光スポット
大通公園
札幌の中心部を東西に横断するように広がる大通公園は、四季折々の自然と市民の憩いが調和する象徴的なスポットです。
7月は国内最大級のビアガーデンをはじめ、数々の初夏のイベントがが開催され、多くの人で賑わいます。
大通公園は色とりどりの花壇が整備されており、ベンチで一休みしながらのんびりとした時間を過ごすのにも最適です。
公園周辺には札幌市時計台やテレビ塔などの名所も徒歩圏内にあり、札幌の都市と自然の魅力を一度に体験できます。
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大通公園
<インフォメーションセンター & オフィシャルショップ>
住所:大通公園西7丁目内
営業時間:10:00〜12:00 / 13:00〜16:00
定休日:年末年始
問い合わせ:011-251-0438 (大通公園管理事務所)<大通公園観光案内所>
住所:大通公園西3丁目内
営業時間:
7月〜8月(9:00〜18:00)
4月〜6月、9月〜10月(9:30〜17:30)
営業期間:4月下旬〜10月下旬
問い合わせ:011-211-2376(札幌市経済観光局観光・MICE推進部)
幌見峠
札幌市中心部から車で約20分の幌見峠は、札幌市街の絶景や夜景を一望できる人気の展望スポットです。
7月中旬〜下旬には約8,000株のラベンダーが見頃を迎え、ラベンダー園として営業します。
園内では苗木の販売や有料の刈り取り体験(500円〜)も実施され、香り豊かなラベンダーをお土産として持ち帰ることができます。
山頂の夢工房さとうには幌見峠展望駐車場があるので、ドライブの途中で立ち寄るのにも最適です。
混雑を避けるなら午前中早めの訪問がおすすめですよ。
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夢工房さとう(幌見峠展望駐車場)
住所:札幌市中央区盤渓471番地110(幌見峠頂上)
駐車場:
早朝3:00~17:00(500円)、17:00〜早朝3:00(800円)営業期間:
4月1日~11月30日(気象状況により変更あり)お問い合わせ:011-622-5167
北海道大学植物園
北海道大学構内にある北海道大学植物園は、約13ヘクタールの広大な敷地に多種多様な植物が育てられています。
7月はアジサイやさまざまな品種のバラなどが咲き誇り、散策するだけで心身ともに癒されるでしょう。
園内にはロックガーデンや湿地帯、樹木園などもあり、自然環境に近い状態で植物が観察できます。
また、北海道最古の博物館や重要文化財の建物、宮部金吾記念館、バチェラー記念館などが点在しています。
都市の中心にありながら静寂な環境が保たれており、旅の合間にリラックスするのに最適です。
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北海道大学植物園
住所:札幌市中央区北3条西8丁目
営業時間(夏期期間):
4/29~9/30 9:00~16:30 (入園は16:00まで)
10/1~11/3 9:00~16:00 (入園は15:30まで)休園日:月曜日(祝日の場合は開園、翌日が振替休園日)
お問い合わせ:011-221-0066
7月の札幌で初夏の魅力を満喫しよう
7月の札幌は爽やかな気候の中でイベントを楽しめる点が魅力。アウトドアで自然を満喫しつつ、美しい夜景や夏ならではの旬の味覚も堪能することもできますよ。
過ごしやすい屋外で、皆さんも初夏の札幌ならではの楽しみ方を満喫してみてくださいね。