「天空の聖地」とも言われる高野山は、和歌山県を代表する観光名所です。紀伊山地の霊場と参詣道としてユネスコの世界遺産に登録されていて、国内外から多くの観光客が訪れます。高野山には見どころがたくさんあり、壇上伽藍と奥之院は高野山の二大聖地と言われています。壇上伽藍は弘法大師が開いたと言われていて、日本で最初の多宝塔である根本大塔や、高野山の総本堂である金堂、弘法大師が居住していたという御影堂などがあります。奥之院は、樹齢約700年の杉木立がそびえる参道や弘法大師御廟に一番近い橋である御廟橋をはじめ、多くの伝説が残っています。ほかにも、高野山真言宗の総本山である金剛峯寺や高野山の総門であり結界のシンボルとも言われる大門など、とにかく見どころが多いのでたっぷり時間をかけて散策をするといいでしょう。高野山のアクセス方法は、南海高野線の極楽橋駅からケーブルカーに乗り高野山駅で下車し、そこからバスまたはタクシーで山内へ向かうことになります。乗り換えも多いので、レンタカーを借りてドライブをしながら行ったほうが楽だと思います。