大阪府の南河内地域に位置する松原市は、かつて反正天皇が丹比柴籬宮を置いたと言われる歴史の面影が残るまちです。政治や経済、文化の中心地として栄えた丹比柴籬宮の跡地が今でも残っていて、松生いし丹比の松原と言われています。また、本殿と奉納札が府の指定有形文化財に指定されている布忍神社や、菅原道真ゆかりの神社と言われる屯倉神社、河内におかれた最初の都の柴籬神社などさまざまな寺社仏閣があり、松原市を代表する観光名所となっています。また、緑豊かなまちでもあり、市内には松原中央公園や北新町大池公園など公園や緑地があちこちに点在しています。市民祭りなどが行わるときには地元民でにぎわいます。松原市の中心となる駅は河内松原駅で、市内には南大阪線が通っています。また、市内にはいくつかの路線バスやコミュニティバスも通っていますが、あまり交通の便がいいところではありませんので、観光に訪れる際にはレンタカーが必須となります。河内松原駅から近鉄南大阪線沿いに歩いていくと、いくつかレンタカーの営業所を見つけることができます。