
佐賀、長崎の両県が協力して作成する観光情報誌「SとN」の第3号が2月23日(土)に発行されました。関西圏・首都圏・九州北部エリアの書店・雑貨店など150カ所で1万4000部が設置・配布されています。
「SとN」は、2022年の九州新幹線西九州ルート開業に向け、地域の魅力をさらに磨き上げて発信しようと、2016年からこれまでに2号を発刊。観光地だけに特化することなく、また県境を意識せず、広い視点で人々の暮らしを掘り下げて紹介してきました。

第3号は、長崎街道でつながる佐賀県の武雄市・嬉野市、長崎県の大村市・東彼杵町を取り上げ、この地域の歴史や、ここで暮らす人々の思いや日常にある「ここだけの物語」を伝える内容です。制作陣には、「Ku:nel」「雲の上」などのアートディレクターや装幀家として知られる有山達也氏をはじめ、カメラマンの長野陽一氏、編集のつるやももこ氏、イラストレーターの長崎訓子氏らが名を連ねています。