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東京都港区の銭湯で、北海道が生んだ温泉郷の湯を満喫! 豊富温泉&利尻昆布風呂体験WEEK
【投稿日】2018年03月01日(木)| 北海道発

東京にお住まいの温泉通、銭湯ファンの皆さんに吉報です。
来たる平成30年3月3日(土)~11日(日)にかけて、東京都港区にある4軒の銭湯で、日本最北の温泉郷・北海道豊富(とよとみ)温泉の湯(※)と宗谷地域特産の利尻昆布を使用した“利尻昆布風呂”に入浴できる体験イベントが行われます。
このイベントは、港区の「間伐材を始めとした国産材の活用促進に関する協定」に豊富町が参加していたことがきっかけとなり、豊富町を含む北海道宗谷町村会(8町1村)との新たな連携と地域振興を目的にスタート。昨年度に行われた同様イベントの成功をうけて、今年はさらにパワーアップして行われます。

豊富温泉は北海道の北、天塩郡豊富町にある温泉郷。大正14年(1925)から行われていた石油の試掘で、地下約960メートルの地点より高圧の天然ガスと共に43度の湯が噴出したのが始まりです。世界でも珍しい油分を含んだ黄濁した湯が特徴で、この油分に含まれるタールの抗炎症作用が、アトピーや乾癖に効能が高いとも言われています。
今回のイベントには、この豊富温泉の温泉水を7倍に濃縮した製品を使用して各銭湯の浴槽に再現。見た目や湯ざわりでは油分はほとんど感じられませんが、入浴後はしっとり肌に。
さらに今年は、高級食材としても知られる宗谷地域の特産品「利尻昆布」を湯舟に浮かべた“利尻昆布風呂”も登場。併せて2カ所の銭湯では、のむヨーグルトなど宗谷地域の特産品の販売・PRも行われる予定です。

▲港区南青山にある銭湯、清水湯。
豊富温泉の湯と利尻昆布風呂は、都内港区にある4つの銭湯で入浴が可能。ただし毎日ではなく、日によって入れる銭湯と浴槽が異なるので、お出かけ前に要チェックです。また、3月3日(土)にはオープニングイベントも実施されるので、こちらにもぜひ。
(※)本イベントで使用される濃縮水は、温泉法により「温泉」という定義になりませんが、温泉水を濃縮した製品を使用することで豊富温泉の雰囲気があじわえるというものになります