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【投稿日】2016年08月22日(月)| 北海道発
平成28年(20161)9月17日(土)~10月10日(月・祝)の期間中、えりも町の「豊似湖」でJTB北海道とえりも町の共同企画による、ヘリコプター遊覧飛行が実施される。これに先立ち、たびらい北海道は7月に行われたヘリコプターによるフライト体験取材に参加した。その取材から知り得たえりも町の魅力、そして豊似湖に感じた可能性についてをレポートする。札幌から4時間の道のりがスタート ▲7月某日、たびらい編集部は豊似湖のあるえりも町へ向かいました。札幌を出たのは7時。風吹く岬「襟裳岬」までは約4時間の道のりとなります。札幌市とえりも町、同じ道央地方に区分されながらも、都市間距離は約230キロ。しかし都市部から遠く離れているからこそ、えりもには濃密な自然が残されているのです。出発時、札幌は若干の雨模様。果たして豊似湖を目にすることはできるのか。不安を胸に抱きながらのスタートとなりました。【豊似湖とは?】幌泉郡えりも町にある、小さな内陸湖。ハート型をしており、石屋製菓のCMポスターで知名度がアップした。しかし、湖畔に至る道のりは容易ではなく、空から見る以外は「ハート型の湖」として認識できないため、これまで“幻の湖・秘境の湖”と呼ばれてきた。▲今回、取材を担当したのは編集マツダ。旅と釣り、アウトドアと森高千里をこよなく愛する編集部員がレポートします!「風の館」で“風吹く岬”を体感 ▲日高地方・新冠町(にいかっぷちょう)の道の駅で休憩をはさみ、午前11時にまずは襟裳岬の「風の館」へと到着。襟裳岬は“風の岬”と呼ばれます。風速10メートル以上の風が吹く日は、なんと年間で290日超。日高山脈の南端が2キロ先の海へと沈んでいくさまと、強い風を体感できるのが「風の館」です。▲天候の悪い日、また風の強すぎる日にも「風の館」からは襟裳岬の姿を楽しめます。その施設が「展望 襟裳岬」。岬はゼニガタアザラシの天然の生息地となっており、現在その数は約500頭。潮が引いたタイミングには、ぜひ望遠鏡で岩場を覗いてみてください。悠々と寝っ転がるアザラシたちの姿を見ることができるはず。編集マツダも、もちろんたっぷりとアザラシ観察を楽しみました。ここは夕日を眺めるのもまたおすすめです。▲たくさんの展示がある「風の館」ですが、施設内のもうひとつのイチオシスポットがこちら「えりも風体験」。岬に吹く(最大)25メートルの風速を体験できます。送風口から直近が風速25メートル体験ゾーン。こ、これは目を開けるのが厳しいレベル! 送風口から離れていくと体感する風の強さは弱まりますが、風速10~15メートルでも女性の髪はかなり……大変なことに。たびらいの他に参加した多くの取材陣が、実際に強風を体験しレポートしていました。■風の館【住所】幌泉郡えりも町字東洋366-3【入館料】大人:300円、小・中・高校生:200円、幼児:無料【開館時間】9時~18時(5.6.7.8月)、9時~17時(3.4.9.10.11月)【問い合わせ】01466-3-1133【公式サイト】http://www.town.erimo.lg.jp/kaze/ えりも名物「真つぶ」を堪能 ▲1時間ほど「風の館」を観光した後、昼食を隣接する「えりも岬観光センター」でいただきました。トキシラズ(春~初夏に獲れるシロザケ)、マツカワと呼ばれる高級カレイ、またタコなど、えりも地方は年間を通じてさまざまな魚介が水揚げされます。そこで、漁師さんたちも出稼ぎに行く必要がないという非常に海の豊かな地方。この、えりもの貝でぜひ食べてほしいのが「真つぶ」です。3月~10月まで獲れますが、旬は夏。香り豊かでコリッコリの食感、そしてその大きさにびっくりするはずですよ。この日は、つぶそば・つぶご飯・つぶの刺身など“つぶオンパレードランチ”を楽しみました。完食! ごっつぁんです!忘れちゃいけない「日高昆布」 ▲昆布そのものを現地で食べることはなくとも、お土産にしてみてはいかがでしょう。実は、逸品と名高い「日高昆布」の60%がえりも産。えりもで獲れる昆布は「三石昆布」という品種で、商品になると「日高昆布」と呼ばれます。羅臼昆布、利尻昆布に並ぶ、北海道三大ブランド昆布の一角。煮物や昆布巻きにしてよし、ダシ昆布にしてもよしの昆布が「日高昆布」。7月~9月の夏から初秋の時期が漁期となります。「えりも岬観光センター」では浜のお母さんが“ワタシのイチオシ昆布”を推薦してくれます。なにを隠そう、我が編集マツダ家は大の昆布好き一族。これは……買わずにはいられない。お母さん、いい顔してます。イチオシ昆布と素晴らしい笑顔をありがとう。大事に食べさせていただきます。こういう一期一会が旅の醍醐味ですよね。お母さんと襟裳岬に別れを告げ、13時、いよいよ豊似湖のフライトへ出発です。■えりも岬観光センター【住所】幌泉郡えりも町えりも岬【問い合わせ】01466-3-1666さぁ、いよいよ秘境の湖へ。後編「豊似湖体験編」 はこちら風吹く岬を楽しもう。「襟裳岬」の楽しみ方ガイド はこちら
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