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開通前の知床峠を「知床雪壁バス」が二日間限定で特別運行!
【投稿日】2016年04月10日(日)| 北海道発

北海道北東端に位置し、平成17年(2005)に「世界自然遺産」に登録された知床半島。その知床半島中央部を貫く国道334号、通称「知床横断道路」を「知床雪壁バス」が特別運行する。期間は、平成28年(2016)4月16日(土)、4月17日(日)の二日間限定だ。
開通期間が日本一短い国道である知床横断道路は、冬は深い雪に閉ざされる。そのため、例年11月上旬から4月下旬まで冬期全面通行止めとなる。「知床雪壁バス」は、春の開通に向けて急ピッチで除雪作業が行われている様子を、知床を熟知したネイチャーガイドによる解説付きで見学できる貴重なイベントだ。
現地では、北海道以外ではなかなか目にする機会のない除雪用特別車両が、大量の雪を吹き飛ばしながら拡幅する除雪作業の様子を見学できる。また、人が雪山に上がって雪を崩す、「雪庇(せっぴ)取り」作業を見られる可能性も。雪崩を発生させないよう、人力で行われるこの作業はまさに“命がけ”だ。