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秋・シルバーウィークの北海道 服装はどんなものがおすすめ?
【投稿日】2017年08月29日(火)| 北海道発
北海道の秋は、まさしく食の秋。

9月下旬には秋の大型連休・シルバーウィークがあるので、北海道の食を目的に旅行する人が多いはず。例年であれば各地でグルメイベントが開催される期間ですが、2020年度は開催されないイベントがほとんど。気になるイベントがある際は、事前のチェックがおすすめです。
この9月中旬から下旬にかけて北海道は気温が上がりにくく、最高気温が20℃を下回る日も。この頃、東京の最高気温は25℃ほどです。関東地方ではまだ半袖でいける時期でも、北海道では厳しいと考えてましょう。
日中の時間は、気温の上下に合わせて脱ぎ着しやすいパーカーやセータースタイルをベーシックに。また、日の入りとなる18時頃には、さらに重ね着を。薄手のコートやジャケットを羽織るのがおすすめです。


写真上/北海道最高峰で日本で最も早く紅葉が訪れる旭岳。写真下/雌阿寒岳登山ルートから見えるオンネトー。大雪・阿寒エリアは道内でも朝の冷え込みが厳しい地方。9月であっても、アンダーウエアを着用するのがおすすめ。
また、盆地の旭川の最低気温は11℃ほどであり、道東・オホーツク方面も冷え込む日が多くなります。冗談ではなく、ストーブを炊く家庭もあるほど。
旭岳や層雲峡からアクセスする黒岳、道東の雌阿寒岳など標高の高い場所に行かない限り、アンダータイツはまだ必要ありませんが、暖かい上着はしっかりと準備しましょう。

秋の北海道旅行で楽しめるのは、グルメのほかにも温泉・紅葉があります。
大雪・知床方面の紅葉は9月下旬~10月上旬が見ごろ。また道央の支笏湖温泉や札幌・定山渓温泉も10月初旬から紅葉のシーズンを迎えます。このような山間部は天候の変化、また風によって体感温度が低く感じられるので、より服装には配慮したいところです。
山間の温泉郷や森林部では、防水性能の高いアウトドア用アウターが一枚あると安心。
最近、インナーダウンを羽織ったスタイルで観光する人をよく見かけます。確かにダウンウエアやフリースウエアは暖かく保温効果はあるのですが、防風・防水効果は持ち合わせていません。
レインウエアなどのアウターをさらに一枚重ね着することで、体に吹き込む風を防ぎ、体感温度を上げることができます。アウトドア用アウターは2万円を超えるものも多く、決して安価ではありませんが、手に入れておけば使えるシーンは多々あります。荷物をコンパクトにできるという面にも注目ですよ。