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「新・ご当地グルメグランプリ北海道」、殿堂入りを果たしたのはどのグルメ?
【投稿日】2015年07月07日(火)| 北海道発

7月4、5日(土日)、苫小牧西港で「新・ご当地グルメグランプリ北海道in苫小牧」が開かれた。全道から集まった12のグルメを来場者が試食。販売数や投票によってグランプリを決めるというものだ。
見事、グランプリを飾ったのは十勝管内清水町の「十勝清水牛玉ステーキ丼」。平成25年(2013)から三年連続で首位となり、殿堂入りとなった。この牛玉ステーキ丼は平成22年(2010)にデビューし、提供店では年間2万7000食を販売するという人気ぶり。清水町は肉用牛と鶏卵の生産量、それぞれ2位と3位の自治体であり、この地場産素材を生かしたメニューが牛玉ステーキ丼である。
牛玉丼(愛称)の調理には厳密なルールが。それは、地元産の鶏卵と肉用牛「十勝若牛」のロースを使用する。味付けは「味噌味」、鶏卵の調理方法は「味噌味ふわふわスクランブル」。さらに、できるだけ地元産食材、旬食材にこだわった汁物・香の物をつけ、料金は1000円(税込)以下とする、といった十勝愛とユニークなアイデアが詰まったもの。もちろん、使用する米は北海道産米だ。
今回、殿堂入りを果たした牛玉丼は来年以降、審査対象とはならない。ちなみに2位は美瑛町の「美瑛カレーうどん」、3位は富良野市の「富良野オムカレー」。4位には牛玉丼とほぼ“同郷”の「十勝芽室コーン炒飯」がランクインした。
この「十勝清水牛玉ステーキ丼」が町内の複数の店舗で提供されている。旅行中、牛玉丼を食べてみたいという人は公式HPから店舗を探すことができる。