4月になり、市内の積雪もやっと無くなっていくころ、北国の大都市札幌にもようやく春が訪れる。そんな時期に春の訪れを感じさせてくれるのが花々だ。フクジュソウ、ミズバショウ、カタクリなど、北国特有の可憐な草花が遅い春の来訪を教えてくれる。南区の「真駒内公園」、豊平区の「西岡公園」、厚別区の「野幌森林公園」などで見ることができる。
ゴールデンウイーク後半になると待望のサクラが開花する。中央区の「円山公園」、「北海道神宮」、東区の「モエレ沼公園」は火気もOKの花見スポット。花見客でにぎわう。北海道特有のサクラ、濃いピンク色の花を咲かせる「エゾヤマザクラ」が見事。札幌ではウメもサクラと同時期に開花する。ウメの名所は清田区の「平岡公園」。毎年4月下旬~5月下旬まで「梅まつり」も開催される。
5月下旬には、札幌の木である「ライラック」が市内のあちこちで開花する。都心の「大通公園」と南区の「川下公園」では5月下旬から6月上旬にかけてライラックまつり」が開かれる。
6月に入ると気温の上昇とともに季節は一気に夏へ。バラが見事な彩りを見せ始める。バラのおすすめスポットは西区の「白い恋人パーク」。ここには、英国風のローズガーデンがあり、色とりどりのバラが咲き誇る。また、「バラ見本園」がある厚別区の「雪印種苗園芸センター」では、約400種1,000本のバラが植えられ、珍しい品種もある。
7月には、ラベンダーが芳しい香りとともに色をつける。東区にある「サッポロさとらんど」や南区の「国営滝野すずらん丘陵公園」では一面に咲くラベンダー畑が人気だ。札幌でも美しいラベンダーを見ることができるのだ。7月中旬からは可憐なハナショウブ。豊平区の「八鉱学園の花菖蒲園」は国内有数の菖蒲園として知られている。
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